IWASAKIテクニカルレポート

技術資料

中赤外線ヒータ - 中赤外線ランプヒータと照射器の開発 -

これまで弊社では,産業用・工業用の熱源としてハロゲンランプヒータを製作してきたが,近年,半導体製造装置を中心に加熱事業に対する需要が高まってきており,ランプの引き合いや出荷数量の割合が増えてきている。

ハロゲンランプヒータは,赤外線の中でも近赤外線と呼ばれる短波長側にピークを持つ波長の分類に分けられ,応答性やコンパクト性に優れている。そのため,急速で微細な加熱性能が要求される半導体の分野等では,いまだにハロゲンランプヒータに変わる熱源は存在しないといわれている。

一方で,塗料の乾燥や液体加熱などの分野においては,近赤外線のハロゲンランプヒータの使用率は少なく,一般的にはニクロム線等を発熱体にし,近赤外線よりも長波長側の中赤外線域にピーク波長を持つ,中赤外線ヒータが幅広く使用されている。中赤外線ランプヒータのピーク波長は水分の吸収波長と合致しているため,最適な熱源といわれている。

弊社では以前より中赤外線ランプヒータの開発を進めてきたが,このたびお客さまよりご要望があり,お客さまの要求仕様に沿った中赤外線ランプヒータと,ヒータを組み込む照射器の開発を行った。

キーワード

赤外線ヒータ,ランプヒータ,赤外線,中赤外線

Backnumber


テクニカルレポートに掲載されている情報は、原稿執筆時現在の情報です。ご覧になった時点では内容変更、取扱い中止等がされている場合がありますので、あらかじめご了承ください。

このページの先頭へ