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IWASAKIテクニカルレポート

技術資料

照明環境シミュレーションシステム「iVR-360™」

弊社は,これまでに光環境評価技術として3DCGを用いた照明設計手法を確立し,さまざまな照明施設の設計,提案に活用してきた。図1に異なる視点からシミュレートした照明環境を示す。

従来の3DCGを用いた技術では,あらかじめ設定された視点と視線方向の照明環境のシミュレーションしか行えなかった。また,近年注目されている技術としてバーチャルリアリティ(以下,VR)があるが,VRは仮想空間を自由に動き回ることができるものの,照度や輝度といった物理的な測光量を定量的に評価することはハードウェアの計算処理上の問題で困難である。

そこで,3DCGを用いて,光学的に算出した照度,輝度の数値情報を有する360°パノラマハイダイナミックレンジ(以下,HDR)画像を作成し,それを用いた照明環境シミュレーションシステム「iVR-360」を開発した。

キーワード

照明環境シミュレーションシステム,iVR-360™,VR,輝度,照度

施設報告

九州大学 伊都キャンパス 環境整備 - 納入施設例 -

国立大学法人九州大学は,1867年(慶応3年)に福岡藩の藩校(賛生館)として設立した。その後,1911年(明治44年)に京都帝国大学福岡医科大学と新設工学部の2部を有する日本で4番目の帝国大学として発足し,1949年(昭和24年)に旧制九州大学等を包括して設置された国立大学である。

九州大学では2005年(平成17年)から,豊かな自然に恵まれた糸島半島の地にある最大面積270万m²を誇る伊都キャンパスへの一部移転を段階的に進めていて,3学部,11研究院・学府・工学府,4附属施設の移転が完了している。最先端の充実した設備が整備されている広大なキャンパスは,大きく分けてウエストゾーン,センターゾーン,イーストゾーンの3つのゾーンで構成されている。

本稿では,2015年11月から2016年11月にかけて工事を行った九州大学伊都キャンパスの照明設備について紹介する。

九州大学構内センターゾーン正面夜景

キーワード

九州大学,伊都キャンパス,グラウンド照明,道路照明,LED投光器


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