アイちゃんのあかりを訪ねて

あかりのロマンを求めて - 福岡県編 -

福岡市文学館(赤煉瓦文化館)

市民みんなで大切に使う文化財


福岡市文学館(赤煉瓦文化館)

明治42年に竣工され、昭和41年まで日本生命保険相互会社の九州支店として使用されていた、明治末期の本格煉瓦建築として著名な建物なんだ。東京駅を設計した辰野博士による設計で英国風の外観で赤レンガと屋根の緑のコントラストが美しいシックな建物。昭和43年(1968)に国の重要文化財に指定されたのを機に、福岡市に譲渡され、平成6年(1994)以降は、「福岡市文学館」として開館しているんだよ。


1階玄関部分


会議室

国の指定重要文化財にもかかわらず2Fの三つの会議室は一般の市民が利用可能、8人用の会議室が3時間800円で借りられるんだから、福岡の人がうらやましいなぁ。大切なものを「触らないでください」と隔離するより、みんなで大事に使うほうがいいと思うなぁ。写真にある照明器具や階段の装飾、鉄柵などにアール・ヌーヴォーの影響がうかがえ、明治のロマンをアイは少し感じたよ。夜間はライトアップもされるんだよ。

福岡市文学館(赤煉瓦文化館)

所在地
福岡市中央区天神1-15-30
電話
092(722)4666
休館日
毎週月曜日(月曜日が祝休日の場合はその翌日)、年末年始
入館料
無料