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アイちゃんのあかりを訪ねて

嵐山花灯路 2006 & 東山花灯路 2007 - 京都市編 -

嵐山花灯路 2006 − 源氏物語のヒロインとなって −

昨年(2006)12月、京都嵯峨・嵐山地区で開催された「嵐山花灯路 - 2006」。テーマは「竹あかり 影も寄り添う 嵯峨・嵐山」。嵯峨・嵐山といえば、源氏物語ゆかりの野宮神社や平家物語ゆかりの祇王寺などの庵や古刹が数多くあるんだよ。アイは源氏物語の中のヒロイン「明石の上」になりきって、小雨の中、灯りに導かれながら夜の嵯峨・嵐山の路を踏みしめ、幻想的な雰囲気を味わってきたよ。残念ながら、光源氏様にはお逢いすることが出来なかったけどね・・・。

渡月橋周辺

渡月橋は、大堰川にかかる橋の欄干が、月が空を移りゆく様子に似ていることが名前の由来なんだって!ロマンチックだね〜。鎌倉時代中期の亀山上皇が名付け親とのこと。後ろにそびえる岩田山と、ゆったりと流れる大堰川に154mの木造の橋の緩やかなカーブが美しく映えていて、昼間は一幅の墨絵の世界。夜は橋、山裾、水辺など周辺もライトアップ!渡月橋と山裾が青くライトアップされ、大堰川の川面にも灯りが照らし出され、雄大な嵐山の自然が闇の世界に浮かびあがっていました。昼間の景観とはまったく異なる幻想的で風雅な不思議な世界!

渡月橋のたもとにある中の島公園では、月をイメージしたというランドマークとしての灯りや、竹を組みあげたインスタレーション、地元の小中学生が絵を描いた行灯型提灯が数多く展示されていてアイも目を奪われちゃいました。


渡月橋を望む


渡月橋


渡月橋上のLED照明


岩田山を望む


中の島公園 1


中の島公園 2

竹林の小径周辺


竹林の小径昼景

渡月橋を渡り、嵐山のメインストリート長辻通をまっすぐ進み、天龍寺を過ぎたあたりで左手に竹林が見える道を歩いていくと「竹林の小径」があるよ。源氏物語の中で光源氏が六条御息所へ会いに野宮詣で通った道!竹は節と節の長さが一定の真竹だそうです。野宮神社から大河内山荘へと続く緩やかな坂=竹林の小径は、足元には行灯の灯り、そして両側の竹林は、奥深くからオレンジ色の光で照らしだされたなんとも味わい深い世界。竹の中から、今にも、かぐや姫がでてきそうな幻想的な空間だったよ。野宮神社は、源氏物語では光源氏と六条御息所との別れの舞台として登場しますが、今は、縁結びの神様としても有名で、じゅうたん苔の庭園は、嵐山の風景を縮小しているそうです。


竹林の小径


竹林の小径周辺


野宮神社(じゅうたん苔)

いけばなプロムナード


洛陽未生流

「灯りと花の路」ということで、「花」が七つの地点で、嵐山花灯路-2006の期間(2006年12月9日から18日)の前・後期各7流派、計14流派のボリューム感あふれるいけばな作品が展示されました。いけばなといえば日本発祥の芸術、仏教の伝来と発展にともない、仏前に花を手向ける供花に由来するという説が有力だそうだよ。いけ方、見る方向など流派によっていろんな違いがあり、日本には400前後の流派があるそうです。普段見ているきれいな花も、あかりのお化粧でより一層に輝きを増していました。とても奥深い世界だなぁ〜。


未生流笹岡


香風流


華道表現派

行灯


紅葉のデザイン

嵐山花灯路の一方の主役、露地行灯は、京焼・清水焼、京石工芸、京銘竹、北山杉の磨き丸太の4種類。今回、北山杉の磨き丸太の行灯は見ることが出来ませんでしたが、それぞれに違う風情の灯りが、足元をやさしくし照らしていました。太陽の下で見るのとはまた一味違って、夜になると灯りの魔法で趣きが一変するから不思議!紅葉のデザインを織り込んだ行灯や、嵯峨野の嵯の字を織り込んだ行灯、他にも素敵なデザインの行灯がたくさんあったよ。


京石工芸


京焼・清水焼


京銘竹


嵯の字のデザイン

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