ライティング講座(照明講座)

照明の基礎知識

グレア評価 - 不快グレアの評価

関連資料

  • JIS Z 9110:照明基準総則(2010)
  • ISO 8995:The lighting of indoor work systems(1989)

(1) UGR (Unified Glare Rating)

暫定CIE法(CGI)に代わって1995年にCIEが推奨した方法です。数値が小さいほどグレアが少ないことを示し、BGIとほぼ同じ意味を持つとされています。UGRの方が約3単位高くなるという研究もあります。

Lb
背景の輝度(cd/m²)
L
その環境にある各照明の発光部分の輝度(cd/m²)
ω
光源の立体角(sr)
P
光源の位置指数(m)

また、Lbは下記で表されます。

Ei
観察者の目の位置での間接照度(ℓx)
表4.1 UGR段階とグレアの程度の関係
UGR段階 グレアの程度
28 ひどすぎると感じ始める
25 不快である
22 不快であると感じ始める
19 気になる
16 気になると感じ始める
13 感じられる
10 感じ始める

(参考文献 JIS Z 9110:照明基準総則(2010))

(2) 輝度制限法

この方法は、照明器具単位のグレアの程度を表そうとするもので、鉛直角45°以上の照明器具の輝度制限値を定める方法で、ISO8895 (The lighting of indoor work systems)に示されています。また、公共施設用照明器具のグレア分類は、これが基礎になっています(図4.1)(図4.2)(図4.3)。

図4.1 輝度制限法

(参考文献 ISO 8995:The lighting of indoor work systems(1989))

図4.2 長辺が視線に直角に取付けられ、側面から光が出ている照明器具に対する限界輝度

(参考文献 ISO 8995:The lighting of indoor work systems(1989))

図4.3 長辺が視線に平行に取付られた照明器具及び、側面から光が出ていない器具に対する限界輝度

(参考文献 ISO 8995:The lighting of indoor work systems(1989))

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