スポーツ施設照明
リニューアルの概算をつかむ!
- スポーツ施設
体育館・武道場
- 競技レベル
練習試合やトレーニングなど

- 競技レベルを選び直す
照明プラン
- 照明要件
- 照度:300ℓx 照度均斉度:0.50以上
- 施設情報
- 照明面積:768m²(32m×24m)
照明方式:分散配置高天井照明
器具取付高さ:9m
※上の照度分布図は、維持値を示します(単位:ℓx) 保守率:0.86
総電力量:
約3kW
リニューアル概算
照明器具費用:約550万円
制御システム導入費用:約130万円
合計:約680万円
※機器代金、雑材料、照明器具・制御盤取付費、システム調整費及び既設照明器具撤去費を含みます。
リニューアル概算には配線工事費、廃棄処分費及び経費は含まれません。
- 省エネ効果
- 既設HID器具(メタルハライドランプ400W)と比較して、消費電力を76.9%削減
推奨照度300ℓx、照度均斉度0.50で行える体育館競技は、「バレーボール・バスケットボール・ボッチャ・ブール・ペタンク・ネットボール・フットボール(5/7-a-side)・ハンドボール・フットサル・バドミントン・卓球・ラケットボール・スカッシュ・アーチェリー(一部)・弓道(一部)・体操・リズム体操・フィットネス・エアロビクス・ダンス・重量挙げ・ボクシング・相撲・剣道・フェンシング・柔道・武術・レスリング」の練習試合やトレーニングなどです。
照明器具配置例
照明器具の配置は、競技を行う上で重要なポイントです。配置条件によっては、選手や観客へのグレア、競技や観戦に支障を与える選手の影、鉛直面照度の不足といった問題が生じる原因になります。推奨する照明器具の配置例を示します。
体育館
競技の進行方向や競技する際に常に視線に入るおそれがある場所への設置は避けなくてはなりません。屋内体育館の場合には、天井、壁などに照明器具を設置して照明します。天井から照明する分散配置や壁から照明するサイド配置などそれぞれの手法に特長があるので、グレア・メンテナンス方法などを考慮して各施設にあった照明手法を選定し配置する必要があります。
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分散配置
1台ずつ分散配置

- 水平面照度が得やすく、均斉度も優れている反面、鉛直面照度(空間の明るさ)が不足します。
- 競技面に競技の妨げとなる影が生じにくくなります。
- バレーボール、バスケットボール、バドミントンなど上空をよく見上げる競技では突発的に大きなグレアが生じます。
複数台まとめて分散配置

- 混光照明を行う場合に光が完全に混ざり合い、色むらのない照明ができます。
- 天井空間がすっきりと整備されます。
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サイド配置

- 鉛直面照度(空間の明るさ)が得やすく、陰影・立体感の点で優れています。
- 投光器が競技方向と平行に配置される場合、グレアは少ない反面、競技の正面の低い位置に配置される場合には問題が大きくなります。
- キャットウォークを利用すれば施工、保守管理が容易で、天井がすっきりとします。
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分散配置+サイド配置

- 水平面照度、鉛直面照度ともに得られやすくテレビジョン放映などの高照度を必要とする施設に適しています。
※競技レベルと一致しない事例もございます。
東京武道館 大武道場
ヒューリック西葛西体育館
日本体育大学
千葉県立長生高等学校 屋内運動場