スポーツ施設照明

リニューアルの概算をつかむ!

照明プラン

全般照明で効率よく明るさ確保

照明要件
照度:300ℓx 照度均斉度:0.50以上
施設情報
照明面積:768m²(32m×24m)
照明方式:分散配置高天井照明
器具取付高さ:9m
設置例

※上記の照度分布図は、維持値を示します(単位:ℓx)。保守率:0.86

設置器具

レディオック ハイベイ ガンマ 145W拡散タイプ

レディオック ハイベイ ガンマ耐震S2
145W拡散タイプ×28台

  • 消費電力:130W(200V時)
  • 平均演色評価数:Ra70

総電力量:

3.64kW

制御システム

FIT LC

FIT LC

  • 無線で制御したい
  • タブレットで制御したい
  • 新規に通信線を設けたくない

リニューアル概算

器具代金(取付費含む):約460万円
制御システム導入費用:約70万円

合計:約530万円

※リニューアル概算には経費は含まれません。

省エネ効果
既設HID器具(メタルハライドランプ400W)と比較して、消費電力を68.7%削減

サイド照明で天井からのグレアを抑制

照明要件
照度:300ℓx 照度均斉度:0.50以上
施設情報
照明面積:768m²(32m×24m)
照明方式:サイド配置投光照明
器具取付高さ:9m
設置例

※上記の照度分布図は、維持値を示します(単位:ℓx)。保守率:0.81

設置器具

レディオック フラッド デュエル 310Wタイプ

レディオック フラッド デュエル
310Wタイプ×14台

  • 消費電力:310W(200V時)
  • 平均演色評価数:Ra70

総電力量:

4.34kW

制御システム

ITACS M

ITACS M

  • できるだけコンパクトな制御盤を導入したい
  • より安価に制御システムを導入したい
  • スイッチのON/OFFのみで照明制御したい

リニューアル概算

器具代金(取付費含む):約530万円
制御システム導入費用:約100万円

合計:約630万円

※リニューアル概算には経費は含まれません。

省エネ効果
既設HID器具(メタルハライドランプ700W)と比較して、消費電力を67.6%削減

天井取付けでさらにグレアを抑制

照明要件
照度:300ℓx 照度均斉度:0.50以上
施設情報
照明面積:768m²(32m×24m)
照明方式:分散配置高天井照明
器具取付高さ:9m
設置例

※上記の照度分布図は、維持値を示します(単位:ℓx)。保守率:0.81

設置器具

レディオック マルチライン トラフ形2400mmタイプ

レディオック マルチライン
トラフ形2400mmタイプ×36台

  • 消費電力:104W(200V時)
  • 平均演色評価数:Ra80

総電力量:

3.744kW

リニューアル概算

器具代金(取付費含む):合計:約520万円

※リニューアル概算には経費は含まれません。

省エネ効果
既設蛍光灯器具(Hf86W2灯用)と比較して、消費電力を54.7%削減

推奨照度300ℓx、照度均斉度0.50で行える体育館競技は、「バレーボール・バスケットボール・ボッチャ・ブール・ペタンク・ネットボール・フットボール(5/7-a-side)・ハンドボール・フットサル・バドミントン・卓球・ラケットボール・スカッシュ・アーチェリー(一部)・弓道(一部)・体操・リズム体操・フィットネス・エアロビクス・ダンス・重量挙げ・ボクシング・相撲・剣道・フェンシング・柔道・武術・レスリング」の練習試合やトレーニングなどです。

照明器具配置例

照明器具の配置は、競技を行う上で重要なポイントです。配置条件によっては、選手や観客へのグレア、競技や観戦に支障を与える選手の影、鉛直面照度の不足といった問題が生じる原因になります。推奨する照明器具の配置例を示します。

体育館

競技の進行方向や競技する際に常に視線に入る恐れがある場所への設置は避けなくてはなりません。屋内体育館の場合には、天井、壁などに照明器具を設置して照明します。天井から照明する分散配置や壁から照明するサイド配置などそれぞれの手法に特長があるので、グレア・メンテナンス方法などを考慮して各施設にあった照明手法を選定し配置する必要があります。

  • 分散配置
    1台ずつ分散配置
    体育館の配置
    • 水平面照度が得やすく、均斉度も優れている反面、鉛直面照度(空間の明るさ)が不足します。
    • 競技面に競技の妨げとなる影が生じにくくなります。
    • バレーボール、バスケットボール、バドミントンなど上空をよく見上げる競技では突発的に大きなグレアが生じます。
    複数台まとめて分散配置
    体育館の配置
    • 混光照明を行う場合に光が完全に混ざり合い、色むらのない照明ができます。
    • 天井空間がすっきりと整備されます。
  • サイド配置
    体育館の配置
    • 鉛直面照度(空間の明るさ)が得やすく、陰影・立体感の点で優れています。
    • 投光器が競技方向と平行に配置される場合、グレアは少ない反面、競技の正面の低い位置に配置される場合には問題が大きくなります。
    • キャットウォークを利用すれば施工、保守管理が容易で、天井がすっきりとします。
  • 分散配置+サイド配置
    体育館の配置
    • 水平面照度、鉛直面照度ともに得られやすくテレビジョン放映などの高照度を必要とする施設に適しています。

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