納入事例

スポーツ施設照明 体育館・トレーニング場

東京武道館 大武道場東京都足立区

武道の殿堂として広く利用されている施設にふさわしい高品質な照明環境を創出

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  • LED
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  • 武道をはじめ、多様な用途に使用されている大武道場を高効率で演色性の高いLEDの光で照らし、明るく快適な照明環境としている。

  • 剣道、柔道、合気道の正規試合8面、なぎなた6面、バレーボール3面の広さを持つ大武道場を照らす光は、高効率で長寿命のLED高天井用照明器具「レディオック ハイベイ アルファ 320Wタイプ」。

  • 大幅な省エネを実現し、瞬時点灯・再点灯が可能なLED照明で1/3単位での利用も可能な大武道場を照らし、オペレーションの効率化にも貢献している。

  • 「レディオック ハイベイ アルファ」設置状況。既設埋込枠に隙間ができないように器具側で化粧枠を追加している。

  • 観覧席より、「なら積層材」による木質クッション床を特長としている大武道場をのぞむ。

  • LED高天井用照明器具には拡散パネルを取り付けてグレア対策を講じている。

  • 建築家六角鬼丈氏による芸術性の高いデザインが特徴的な外観昼景。

施設概要

施主
東京都
設計
(株)総合設備計画
施工・電気工事
(株)新和電工

竣工

2018年1月

東京都足立区の都立東綾瀬公園内にある東京武道館は、武道の普及・振興を図り、都民のスポーツ・レクリエーションの発展と、健康で文化的な生活の向上に寄与することを目的として、1990年に開館した武道館です。館内には大武道場、第一・第二武道場、弓道場、トレーニングルーム、研修室、茶室など充実した施設があり、東京都の武道振興の拠点として、各種武道競技大会の開催や武道団体・学校などのアマチュア団体が武道修練を行う施設として広く利用されています。

再来年に開館30周年を迎える東京武道館では、老朽化した施設の改修工事の一環として、電気設備関連の改修工事を行い、大武道場の照明LED化改修を実施しました。大武道場の広さは競技面積1,972m²(34m×58m)と東京武道館で最大の武道場で、1,728席の観覧席を備え、柔道・剣道などの武道種目はもちろん、バレーボールやバドミントン、卓球など、屋内でのスポーツやレクリエーションに幅広く利用されています。

既設の照明設備はメタルハライドランプ1000Wと高圧ナトリウムランプ660Wの混光照明でしたが、同数のLED高天井用照明器具「レディオック ハイベイ アルファ 320Wタイプ」に更新することで、既設と同等の維持平均照度1500ℓx以上の照度を確保しながら、大幅な消費電力の削減を実現しました。演色性についても平均演色評価数Ra80以上と向上し、より自然な色を再現する快適な照明環境としています。また、LED照明器具には、利用者がまぶしさを感じないよう配慮のうえ、拡散パネルを取り付けてグレア対策を講じました。各種競技の練習や大会に加え、企業や学校の運動会など多様な用途で年間を通じて使用頻度の高い大武道場を、省エネに貢献し、光束維持時間60000時間と長寿命で省メンテナンスに貢献するLEDの光で照らし、明るく良好な光環境を創出しています。

主な納入器具