一般照明用蛍光ランプ(蛍光灯)の製造・輸出入の禁止のご案内

2025年5月8日

一般照明用蛍光ランプ(蛍光灯)の製造・輸出入は2027年までに廃止されます。

2023年11月の「水銀に関する水俣条約第5回締約国会議」で、全ての一般照明用蛍光ランプの製造・輸出入禁止の期限が2027年末までと決定されました。
使用中の製品の継続使用は可能です。それまでに製造された製品在庫の売り買いや使用は禁止されませんが、LEDランプ並びにLED照明器具への切替をおすすめします。

水銀汚染防止法による各種ランプの製造及び輸出入禁止の規制開始日

ランプの種類 電球形蛍光ランプ コンパクト形蛍光ランプ 直管蛍光ランプ 環形等その他の蛍光ランプ
ランプのイメージ
法令制定時
(規制開始日)
30W以下、水銀含有5mg超
(2018年1月1日)
[国際条約合意より3年前倒し]
30W以下、水銀含有5mg超
(2018年1月1日)
[国際条約合意より3年前倒し]
三波長形蛍光体
60W未満、水銀含有5mg超
ハロりん酸蛍光体
40W以下、水銀含有10mg超
(2018年1月1日)
[国際条約合意より3年前倒し]
規制無し
令和6年政令改正により追加されたもの
(規制開始日)
30W以下、水銀含有5mg以下
(2026年1月1日)
30W超、全て
(2027年1月1日)
30W以下、水銀含有5mg以下
30W超、全て
(2027年1月1日)
三波長形蛍光体
(上記を除く全て)
(2028年1月1日)
ハロりん酸蛍光体
(上記を除く全て)
(2027年1月1日)
三波長形蛍光体
全て
(2028年1月1日)
ハロりん酸蛍光体
全て
(2027年1月1日)
蛍光ランプの型番例・品番例 EFA、EFG、EFD、EFT FPL、FDL、FML、FPX、FDX、FHT、FHP FL、FLR、FHF、FSL FCL、FHD、FHC

禁止となるのは製造と輸出入です。流通在庫品の販売や購入しての使用、既存ランプの継続使用は禁止されません。

引用元:(一社)日本照明工業会