施設報告

安全横断支援照明システム - 富山県における取組み -

国内営業事業部 営業技術部 営業技術企画グループ
国内営業事業部 第三営業部 富山事務所
国内営業事業部 第三営業部 中部技術設計センター

キーワード

安全,安心,横断支援システム,富山県,調光照明,人感センサ

2.施工施設 (つづき)

2.3 機器構成

図7 照明灯装柱図

本システムの主な機器構成として照明灯2基を使用した標準(フル)システム方式を採用した井波総合病院前の概要を下記に示し,照明灯装柱図を図7に示す。

  1. パズー™(H7706):光害対策,鉛直面照度確保
  2. FECサンルクスエース™(NHT220LS):100%点灯⇔50%点灯
  3. 調光形安定器(NHL2.2TD2B52ZEBRA):省エネ
  4. 人感センサ:赤外線(水平距離12m以内)
  5. 制御盤:共架形(タイマー,ブレーカー内蔵)
  6. 照明柱:8mストレートポール(ベース式)

制御盤のみ1面とし,他の機器はすべて2台(本)となる。
(注:小矢部土木センターによる矢水町神明社前のローコスト方式は照明柱は1基でセンサ専用柱が1基である。積算金額では,標準システム方式に比べて約25%削減された。

3.おわりに

本システムをご採用そして施工をしていただいた富山県ならびに,工事関係者の皆様方に心から御礼申し上げる次第である。

この記事は弊社発行「IWASAKI技報」第8号掲載記事に基づいて作成しました。
(2003年5月21日入稿)


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