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納入事例

建築外構・景観演出 ライトアップ

水都大阪 堂島川玉江橋上流左岸(ほたるまち前護岸)ライトアップ大阪府大阪市北区

省エネに配慮したLEDを活用し水都大阪の夜間景観をより魅力的に照らし出す

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  • LED
  •  
  • 青色系の光をベースとした通常時の演出。

施設概要

施主
大阪府西大阪治水事務所
設計・施工・電気工事
岩崎電気(株)

竣工

2012年2月

「水都大阪(ライトアップと水辺の創出)事業」の一環として、中之島西部の再開発地域にある堂島川玉江橋上流左岸のライトアップが計画されました。中之島西部は、福島1丁目(玉江橋上流右岸)に「ほたるまち」があり、「文化・情報」、「にぎわい」、「居住」の3つの機能を備えた都市として開発されています。また、中之島4丁目側(堂島川玉江橋上流左岸)には国立国際美術館や大阪大学中之島キャンパス、大阪市立科学館があり、そのほかにもタワーマンション、ホテル、商業施設などの大型施設が計画され、「文化センターゾーン」と位置づけられています。堂島川玉江橋上流は、再開発地域として大阪の「現在」を色濃く映し出す地域であり、現在進行形で変化している街です。また、歴史的には江戸時代に各藩の蔵屋敷が建ち並び、商業・川舟業の中心的な場所で、明治以降は工業地域として多くの企業が発祥している地域です。
堂島川玉江橋上流左岸の照明演出は、大阪の「現在」と地域の「歴史」を感じさせるあかりとして、「街と共に常に変化のあるあかり」をコンセプトとし、「水」、「歴史」、「現在」を繋ぐ変化のあるあかりにより演出します。また、この地域は文化施設、居住施設が多く、中之島のコンセプトにある「上品で落ち着いた光景観を演出」や「ほたるまち」の思いである与謝蕪村の俳句にある「蛍のようなやさしい光で川を照らす」ということから、華美で賑わいを感じさせるあかりではなく、「さりげないあかり」を基本とし計画しました。

演出方法
●護岸を3つの光で照らし出す。
要素、手法の異なる3つの光を使用し、組み合わせにより「変化」のある景観を創出します。自然の水の動き、時間、季節により護岸の見え方を変化させます。また、演出にイベント性を持たせることで、特別性を演出します。
1.『水』を感じさせる緩やかな動きのある光:水面照明
「水」を感じさせる青色の光で演出します。水面を直接光で照らし、波の立ち方、水位により見え方が変化し、常に動きのある景観を創ります。水際を照らすことで陸上と川、歩道側からも水面が青く照らされるため、水辺の雰囲気を創り出します。一定の間隔で連続配置とし、波を表現します。
2.『現在』を感じさせるフレキシブルな光:護岸照明
「現在」を感じさせるフルカラーの光で演出します。現在の多様性、再開発の発展性に合わせ、明るさや色を変化させられる光で、景観の中で一番目立つ護岸を演出。通常時は一定のパターンで照らし出し、緩やかに動きをつけます。イベント時には通常時と異なる時間、季節、イベントに合わせた演出に変化させ、特別性を演出します。護岸を均一に照らすラインで配置し、堂島川の川(水)の流れを青色系の光色、緩やかな動きにより表現します。地域の特色を明暗により表現し、合わせて毎正時・30分の演出とし、季節を感じさせるカラーで光を変化させ、地域とともに流れる時間を表現します。通常時は、中之島、地域の落ち着いた雰囲気に合わせ、落ち着いた明るさ、華美にならない程度の色、緩やかな動きにより演出します。
3.『歴史』を感じさせる光:蛸の松照明
蛸の松照明を「歴史」を感じさせる光で演出します。江戸時代の「蔵屋敷の白壁」と現在は移設されている「蛸の松」をモチーフとして表現します。護岸照明で白色光(月あかりの壁面)を、緑色の光(スリット)で松を表現し、古の情景を現代的に演出します。常時点灯するのではなく、通常時の演出の中に不定期に織り交ぜ、特別性、驚きをつくります。元々、蛸の松があった護岸中央付近に配置。白壁から蛸の松のパターンを1日のなかでランダムに表示させ、特別感を演出しています。
●景観上の光を整備する。
歩道灯(ポールライト、アプローチ)、道路灯の余分な輝度を抑制し夜景を整備します。既設照明器具に遮光板を用いて漏れ光を抑制することで、再開発地域の夜景が目立つようになり、水面の映り込みを低減させ、自然な景観を創り出しています。

主な納入器具

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