納入事例

建築外構・景観演出 ライトアップ

小田急小田原線 下北沢駅 新駅舎ライトアップ東京都世田谷区

文化やアートの発信地として人気の高い下北沢の玄関口を多様性のあるライトアップで魅力的に照らし出す

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  • LED
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  • 「レディオック カラーコントローラ」を使用して「レディオック フラッド フルカラー」を細やかに制御し、2つのカラーが左から1灯ずつグラデーションで変化していく演出を行っている。(冬の点灯パターン)

  • 季節ごとに設定した2つのカラーを基本色とし、1サイクル4分間のカラーグラデーションを行って空間に変化を持たせている。(冬の点灯パターン・イエローカラー点灯時)

  • 12~2月の冬のシーズンはパープルとイエローを基本色とした点灯パターンとなっている。(パープルカラー点灯時)

  • ガラスウォール側の大梁に設置した「レディオック フラッド フルカラー 120Wタイプ」で奥の壁面上部を照らし、相互反射で空間全体に光が広がるようプランニングしている。

  • 多彩な光の色を自由自在に表現できるフルカラーLED投光器「レディオック フラッド フルカラー 120Wタイプ」設置状況。

  • 明るく開放的な印象の駅舎外観昼景。

施設概要

施主
小田急電鉄(株)
電気工事
(株)弘電社

竣工

2018年12月

東京都世田谷区にある小田急電鉄下北沢駅は、東京のターミナル駅である新宿駅と神奈川県・小田原駅を結ぶ小田急電鉄小田原線の駅です。2018年3月の複々線化事業完了により2層構造の地下駅(地下1階が緩行線ホーム、地下2階が急行線ホーム)となり、同年12月に下北沢駅の新しい玄関口となる東口が、そして2019年3月に中央口改札がオープンしました。近接する京王井の頭線下北沢駅とは立体交差していて、小田急線が地下駅、京王線が地上駅となっています。

自然光が溢れ、明るくモダンな印象の新駅舎北側のガラス壁面を照らすライトアップについては、さまざまな文化を発信する下北沢の街にふさわしい、多様性のあるライトアップで地域のイベントや季節に合わせた演出を行っています。多彩な色の光を自由自在に表現できるフルカラーLED投光器「レディオック フラッド フルカラー 120Wタイプ」をガラスカーテンウォール側の大梁に設置し、奥の壁面上部を照らし出すことで相互反射により空間全体にフルカラーの光が広がり、より効果的な照明演出を実現しました。

制御方法としては、さまざまなシーンから構成されるプログラムで複数台による照明演出が可能なDMXコントローラ形「レディオック カラーコントローラ」を使用しています。フルカラーの光で駅舎内部の空間を照らして行灯のようなやわらかい光の景観をつくり出し、四季により光の色を変えた2色のカラーグラデーションを演出するとともに、クリスマスや正月などの各種イベントに合わせた演出も行い、日々多くの人々が訪れ、進化を続ける魅力的な街、下北沢の新たな玄関口に彩りを添えています。