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納入事例

環境シミュレーションシステム

公立大学法人 富山県立大学富山県射水市

充実した研究環境を誇る大学のクリーンルームに「アイ・コンパクトEB」を導入

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  • 紫外線をカットしたクリーンルームに設置されている超小型電子線照射装置「アイ・コンパクトEB」。

施設概要

施主
富山県(富山県立大学)

竣工

2020年3月(設置:2018年2月)

お客様の声:富山県立大学 教授 工学部 医薬品工学科 電子材料研究室/竹井 敏様

富山県射水市に本部を置く富山県立大学は、工学部と看護学部の2学部8学科を擁する公立大学です。1990年の建学以来、工学系の単科大学として次代を担う人材を育成、輩出してきました。2019年度に開設した看護学部は富山キャンパスにあり、少人数教育、充実したキャリア教育で入学から卒業・就職まで一貫してサポートし、全国でもトップクラスの就職率を誇る工学部がある射水キャンパスは、豊かな自然の中で静かに学業に集中できる環境を整えています。2020年4月には、射水キャンパスの新校舎として9階建てでオープンラボ、地域連携センターや多くの講義室、研究室を備えた「中央棟」が供用を開始しました。

新校舎の完成でさらに充実した研究設備の一つ、クリーンルームは、紫外線をカットし、空気洗浄度が確保されたほこりや塵の混入がない部屋で、2018年に導入した岩崎電気のEB実験機「アイ・コンパクトEB」もこのクリーンルームに移設設置しました。工学部医薬品工学科の研究室では、ナノレベルの表面加工材料技術を活用しライフサイエンス・ヘルスケア機能材料の基礎研究に取り組んでおり、①ナノ密集突起による抗菌・殺菌性機能フィルム、②化粧品からフィルム製材までの高浸透性マイクロニードル、③早期診断用培養時間短縮や細菌・ウイルス検出時間短縮用蛍光強度増強ホールフィルム、④脂質・タンパク質が吸着しない防汚性人工血管などの研究開発を行っています。「アイ・コンパクトEB」は、この中で①と②の基礎研究で使用していて、表面に超微細な突起を持つナノ密集突起と電位差等で細菌の細胞膜を破り、薬剤を使わずに大腸菌を死滅させる効果を確認し、医薬品や家庭用品などへの実用化を目指している抗菌・殺菌性機能フィルムの実験では架橋反応促進に用いています。また、超微細な針、マイクロニードルの技術を応用した高浸透性マイクロニードルの研究開発では素材下地の密着性向上(接着の硬化)を目的として使用しています。化粧品の分野ではすでにヒアルロン酸注入パックなど、さまざまな製品がありますので、美容に興味のある女性にはマイクロニードルは馴染みのある言葉だと思いますが、将来的には貼る薬など医薬品の分野にも展開し、医療に貢献していきたいという考えのもとで研究を進めています。

こうした実験過程で使用している「アイ・コンパクトEB」は、小型軽量でキャスター移動もできるコンパクトな点やセルフシールド、インターロックで安心安全な点などを評価しており、今後も多様な研究開発に役立てていきたいと考えています。

主な納入器具

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