スポーツ施設照明

リニューアルの概算をつかむ!

照明プラン

照明要件
照度:500ℓx 照度均斉度:0.70以上 グレア制限値:50以下 平均演色評価数:Ra60以上
施設情報
照明面積:16100m²
照明方式:4基制投光照明
照明柱:最下段40m(照明鉄塔)
設置例

※上記の照度分布図は、維持値を示します(単位:ℓx)。保守率:0.83

設置器具

レディオック フラッド ゼスト 800クラス

レディオック フラッド ゼスト
800クラス×188台(47台×4基)

  • 消費電力:712W(狭角タイプ・200V時) 771W(中角タイプ・200V時)
  • 平均演色評価数:Ra80

総電力量:

144.24kW

制御システム

ITACS LC(スイッチ付き)

ITACS LC(スイッチ付き)

  • 試合時と練習時で明るさを変えて省エネしたい(パターン制御)
  • 分かりやすく簡単に操作したい
  • 競技以外のイベントでも照明設備を利用したい

リニューアル概算

器具代金(取付費含む):約20,210万円
制御システム導入費用:約1,100万円

合計:約21,310万円

※リニューアル概算には経費は含まれません。

省エネ効果
既設HID器具(メタルハライドランプ1.5kW)と比較して、消費電力を64.2%削減

※ハイビジョン撮影に対応するためにはRa80以上が必要となります(JIS Z 9127(2011)による)。

推奨照度500ℓx、照度均斉度0.70で行える競技は、「運動競技・陸上競技・アメリカンフットボール」の公式競技(全国大会など)です。

照明器具配置例

照明器具の配置は、競技を行う上で重要なポイントです。配置条件によっては、選手や観客へのグレア、競技や観戦に支障を与える選手の影、鉛直面照度の不足といった問題が生じる原因になります。推奨する照明器具の配置例を示します。

サッカー、ラグビー、陸上競技

各競技の特性を考慮し、照明器具が視線内に入る機会をできるだけ少なくするような位置を選び配置する必要があり、サイド配置が多く用いられます。
サッカー競技場でコーナー配置を用いる場合には、タッチライン付近の選手の鉛直面照度の確保と、コーナーキックの際にゴールエリアにいる選手へのグレアを軽減することから下図の配置が推奨されています。

陸上競技場および兼用競技場(陸上、サッカー、ラグビー)の配置
陸上競技場および兼用競技場の配置
サッカー場の配置
  • サイド配置
    サッカー場の配置
  • コーナー配置
    サッカー場の配置
  • 屋根に配置
    サッカー場の配置

陸上競技場へ戻る