施設報告

新田東(しんでんひがし)総合運動公園 仙台市民球場夜間照明 - 野球場照明納入施設例 -

営業本部 東日本営業部 仙台営業所

キーワード

新田東総合運動公園,仙台市民球場,増反射膜付投光器,低誘虫メタルハライドランプ,光害

1.はじめに

仙台市が宮城野区で整備を進めてきた新田東総合運動場が平成19年6月にオープンした施設である。野球場,体育館,温水プール,アーチェリー場があり,市民のためのスポーツ・レクリエーションの拠点という位置付けのもと,広く親しまれている。中でも野球場は,仙台市内でも数少ない夜間照明設備を完備した専用球場として整備された(平成19年3月竣工)。その概要を以下に示す。(図1,図2)

用途
野球場
規模
面積 13,500m²,両翼 100m,センター 122m,スタンド 10,000人収容(内野席6,000人,外野芝4,000人)
特長
内外野共ロングスパイラル人工芝を使用

図1 球場全景(バックネット裏より望む)

図2 球場全景(センター方向より望む)

2.照明計画

本施設における夜間照明設備の計画にあたり,下記の事項に留意した。

  1. 硬式野球・公式競技が開催できる照度を確保すること。
  2. 施設周辺に主要幹線国道(国道4号バイパス)が隣接している事や住宅地域である事より,周辺への光漏れやグレアを軽減すること。
  3. 高効率な投光器及びランプを採用し,省エネ効果があること。

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