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施設報告

日産自動車株式会社 栃木工場 - FECセラルクスエース™によるリニューアル照明 -

国内営業事業部 東日本営業部 宇都宮営業所 石渡 卓也
国内営業事業部 東日本営業部 横浜営業所 仲田 靖人
国内営業事業部 営業技術部 LCS 最上 淳司

キーワード

日産自動車株式会社,FECセラルクスエース™,省エネルギー,高効率セード

1.はじめに

近年,オゾン層の破壊による地球温暖化問題など,世界的規模で環境への配慮が求められている。照明においても安全性,作業性,快適性などの確保と同時に,環境負荷の軽減策として,CO₂削減・省エネルギーが強く求められている。

その対策として日産自動車殿では,CO₂削減ノルマの達成を目的とした照明設備の大規模なリニューアルが計画され,製造部門の照明器具において当社の高効率のセード及びランプが採用された。本件に先立ち,座間工場にて試験的に各照明メーカーの省エネ照明器具のトライアルが行われ,その結果省エネと価格面で日産自動車殿に評価され,当社FECセラルクスエース™と専用高効率セードの組合せが採用されるに至った(平成17年8月)。(図1参照)

図1 リニューアル提案書

2.照明設計

2.1.施設概要

図3 工場外観

図3 工場外観

栃木工場は東京から北へ100kmの宇都宮郊外に位置している。1968年にアルミ・鉄の鋳造,翌年にはアクスル(車軸)の機械加工・組立を開始し,1971年の組立工場の完成に伴い,車両の最終組立を行う一貫生産体制を確立した。日産の国内工場では最大の面積を誇る工場敷地内には,全長6.5kmの高速耐久テストコースのほか,高速散水路や石畳などのさまざまな環境・条件を想定した各種走行テストコースがある。現在では,主にプレジデント,シーマといった高級車やスカイライン,フェアレディZ等のスポーツカーを生産している(図2,図3)。

図2 工場内配置図

図2 工場内配置図

2.2.照明設備

同工場の既設照明で使用していた水銀ランプ,高圧ナトリウムランプ,メタルハライドランプを,効率の良いFECセラルクスエース™に変更することによりCO₂削減を図った。また,専用高効率セード(SAW414,SAW214)と組み合わせる事で,より一層の省エネ効果を得ている(図4,図5)。器具の取付状況を図6に示す。

主な納入商品
  • SAW414+M360CELS-W/BUD×2928 SET
  • SAW214+M220CELS-W/BUD×3534 SET
  • (一般形高力率安定器240V仕様)
図4 工場内設置状況

図4 工場内設置状況

図5 工場内設置状況

図5 工場内設置状況

図6 器具取付状況

図6 器具取付状況

3.おわりに

栃木工場は,本稿で紹介した以外に体育館でもFECセラルクスエース™を御採用いただき,従業員駐車場等にも当社製品が採用されるなど順次照明設備の充実が図られている。また,本件以外に御採用いただいた主な日産自動車殿の工場を以下に記載する。

  • 座間工場(神奈川県座間市)
    • 1期
      HSC410BHE+MT400CE-W/BUD-T48×100 SET
    • 2期
      SAW414+M360CELS-W/BUD×219 SET
    • 3期
      SAW214+M220CELS-W/BUD×324 SET
  • いわき工場(福島県いわき市)
    • HSC410BHE+MT400CE-W/BUD-T48×174 SET
  • 横浜工場(神奈川県横浜市)
    • M360FCELS-W/BUD(ランプのみ)×640 SET

最後に,御採用いただいた日産自動車株式会社の御担当者をはじめ,納入するにあたり御指導,御協力いただいた皆様に深く御礼を申し上げる次第である。

参考文献

  1. 「栃木工場のご案内」,日産自動車株式会社

この記事は弊社発行「IWASAKI技報」第15号掲載記事に基づいて作成しました。
(2006年10月13日入稿)


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