納入事例

スポーツ施設照明 野球場

ナゴヤドーム愛知県名古屋市東区

DMX制御による光演出が可能なLED照明で最先端の照明環境を創出

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  • LED
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  • フィールドを照らす「レディオック フラッド ゼスト」は、次世代テレビ放送と呼ばれるスーパーハイビジョン撮影(4K・8K)に対応する平均演色評価数Ra94の高演色LEDで、自然な色の見え方を実現している。

施設概要

施主
(株)ナゴヤドーム
設計・施工
(株)竹中工務店
電気工事
(株)トーエネック
竣工
2018年2月

お客様の声:(株)ナゴヤドーム 常務取締役 施設・運営担当 兼 ナゴヤ球場担当/花木 美郎様

ナゴヤドームは名古屋市東区にあるドーム型球場で、フィールド面積13,200m²、収容人数49,692人(アリーナ使用時最大 2018年3月時点)という規模を持ち、1997年に完成して以来、プロ野球/セントラル・リーグ「中日ドラゴンズ」のホームグラウンドとなっています。野球はもちろん、コンサートや展示会・見本市、運動会をはじめとする様々なイベント等に活用され、名古屋のランドマークとして多くの皆様に親しまれています。トラス構造による内観の美しさや周辺環境に調和するなだらかな形状等を特徴とする施設は、自然の光を取り込めるよう、屋根中央部が二重ガラスになっていて、ロール式遮光幕「スカイロール」を閉じて暗転することも出来ます。

開場20年を迎えた2017年は、バックスクリーン「106ビジョン」の大型映像装置を増設し、2018年度は人工芝の全面張替に加え、アリーナのLED化改修を行いました。既存照明設備のフィールド照明を高演色形メタルハライドランプ投光器からLED照明器具に更新するにあたっては、LED照明の最大の懸念であったグレア(まぶしさ)についても十分配慮の上、選手への影響がないよう、各メーカーの器具を比較検討した上で、岩崎電気の高効率・高演色形LED投光器「レディオック フラッド ゼスト」を選定しました。既設器具と比較しフィールド照明で162灯減灯となる570灯に更新することで、総消費電力の大幅削減を図ると同時に、器具台数を減らしながらプロ野球開催に必要な照度を確保し、空間照度や照度均斉度も向上しています。2018シーズンを終え、LED照明導入による消費電力比較は5割以上の削減を達成出来ており、また落雷による電圧降下で瞬時停電が起きた際もLED照明は瞬時再点灯が可能なため、試合を中断する心配も無用となるなど、一石二鳥ならぬ一石五鳥に値するくらいの効果を実感しています。さらに国内プロ野球の大型屋内スポーツ施設としては初となるDMX制御(DMX512-A)による照明システムの採用により、フィールド照明を演出でも活用出来るようになり、ドラマティックな空間を実現しています。ドーム天井を照らすフルカラーLED投光器「レディオック フラッド フルカラー」102台と併せ、今までにない照明演出を可能にしました。フィールド照明、フルカラーLED照明は「106ビジョン」の映像と連動し、従来通りの映像装置の操作で、スタジアム全体の多彩な光演出を実現。よりダイナミックでエキサイティングな照明空間を創出しています。野球シーズン中は、ファンエンターテインメントの一環として、「グラウンドウォーク&スカイロールオープンショー」を週末のデーゲーム終了後に随時実施していました。お客様が試合後のグラウンドに降りられるグラウンドウォークと合わせて、明かりが落ち、ドームの広大な天井の「スカイロール」がつくる様々な模様を寝転んで見上げることが出来るスカイロールオープンショーが好評をいただいていましたが、曇天や雨の日、スペシャルイベント時にはフルカラーLED投光器を効果的に使って、天井に現れるスカイロールの模様に彩りを添えました。今回のアリーナ照明LED化改修では、光によってその空間の雰囲気が変わることを実感するとともに、光の重要性を改めて感じました。これからもナゴヤドームは時代と共に進化を続け、多くの皆様に魅力を感じていただき、訪れていただける施設となるよう努力を続けてまいります。

※DMX512-A(「Digital MutipleX」に由来)とは、1990年に米国劇場技術協会(USITT: United States Institute for Theatre Technology)が定めた、主に舞台照明や演出照明の制御に用いられる通信プロトコル(規格・規約)。近年は一般照明機器にも採用されています。

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