殺菌・滅菌(紫外線殺菌・電子線滅菌)
紫外線殺菌と応用分野
岩崎電気の「紫外線殺菌システム」は、微生物のDNAに作用し微生物の増殖を抑制する“紫外線”の力を活用した、非常に効果的な殺菌方法です。
いま、紫外線殺菌へ
現代社会では、さまざまな分野において化学物質が使用されていますが、その化学物質が人体あるいは環境に及ぼす影響は計り知れないものがあります。
薬品による食品・容器などの殺菌についても、人類の将来という長い視野に立てば、使用しないことが望ましいのは当然のことといえます。
岩崎電気の「紫外線殺菌システム」は、微生物のDNAに作用し微生物の増殖を抑制する“紫外線”の力を活用した、非常に効果的な殺菌方法です。
衛生品質の高い生産を実現
「紫外線殺菌システム」は、衛生的品質の高さが求められている時代のニーズにもお応えします。
食品や医薬品の製造には、施設、設備、器具、機材、生産工程、作業者及び最終製造物に至る全ての衛生基準であるGMP(適正製造基準)があります。
特に食品の場合、食品の原材料の生育、生産から製造・加工、保管・流通・消費に至るまでを科学的に管理するHACCPが導入されています。
紫外線殺菌は、このような衛生管理をサポートする、極めてコンパクトで二次処理が不要な効率のよい殺菌方法といえます。
他の殺菌方法の問題点
熱殺菌は
- 耐熱性菌には適さない
- 殺菌対象物を変化させることがある
- エネルギーコストが高い
- 冷却工程が必要なため、菌が付着しやすい
薬品殺菌は
- 残留性があるため、二次処理が必要となる
- 耐性菌を発生させるおそれがある
オゾン殺菌は
- 人体に有害である
- 低濃度で長時間作用が必要である
- 酸化作用により金属の腐食を起こす
- 耐熱菌や真菌には長時間作用が必要である

紫外線殺菌のメリット
メリット1
あらゆる菌種に有効である
メリット2
対象物を変質させる心配が少ない
メリット3
設備はコンパクト 維持費も安価
メリット4
二次処理不要のため、工程の簡素化、時間短縮、経費削減が図れる
メリット5
常温で殺菌できる
メリット6
耐性菌を作らない
紫外線殺菌の応用分野
あらゆる殺菌分野に紫外線パワーを!
食品・酒類・飲料水の生産及び加工業
- 室内の殺菌
- 容器・包装資材・設備の殺菌・・・ビン、キャップ、シート、コンベア装置など
- 包装前の食品の殺菌、透過フィルムによる包装後の殺菌
- 原料水の殺菌・・・醸造用水、食品加工用水、糖液、製氷水など
- 洗浄水の殺菌・・・容器、原料水、機械の洗浄など
- 排水の殺菌
- 貯蔵設備の殺菌と防カビ
薬品・化粧品工業
- 原材料の殺菌
- 原料水の殺菌
- 容器・包装資材・設備の殺菌・・・ビン、キャップ、シートコンベア装置など
- 洗浄水の殺菌
- 包装室内の殺菌
- クリーンルーム搬入前の無菌化用の殺菌
電子工業
- 超純水中の微量有機物の光酸化分解
- 超純水製造ラインでのRO(逆浸透膜)の膜前での殺菌
- クリーンルームの殺菌
- 排水回収システムでの有機物酸化分解
農水産業
- 解凍水の殺菌
- 養殖・洗浄水の殺菌・・・殼付カキ、ワカメなど
- 孵化用水の殺菌・・・サケなどの卵や稚魚
- 養殖排水の殺菌
- 水耕栽培システムでの養液の殺菌
病院・研究機関
- 医療用実験用水の殺菌・・・試料溶解水、試験・分析用水など
- 医療用洗浄用水の殺菌・・・手術前の手洗水、処置室の用水、医療器具の洗浄水など
- 医療・研究用排水の殺菌
- 医療用搬送箱の殺菌
食品店・レストラン・ホテル厨房
- 貯蔵庫内の殺菌
- 調理場内の殺菌
- 調理台の殺菌
- 洗浄水の殺菌
その他
- 飲料水の殺菌・・・船舶、鉄道列車、自動販売機など
- 下水の塩素に代わる消毒
- 上水の塩素・・・クリプトスポリジウムなどの対策
- 緊急時用の飲料水殺菌
- プール・温泉水の殺菌・浄化
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紫外線殺菌システム/EB滅菌システム

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