LEDioc TENNISTER(レディオック テニスター)
特長
テニスコートに特化した配光制御
- コート全面を高い照度均斉度で効率よく照明できる配光性能
- プレーヤーの快適性を向上するまぶしさの軽減
- 空間の明るさを確保してロビングボールの視認性も向上
- 配光制御でコート外への光漏れを抑制
JIS照度基準に準拠した配光性能
JIS照度基準に準拠した上で、競技エリア内の照度や照度均斉度、適切な空間照度を確保しつつ、角度調整による漏れ光対策が可能です。既設置換えに対応する400クラスと、JIS区分Ⅱ・Ⅲに対応する300クラスの2品種をラインアップしました。
小形・軽量化
従来HID照明器具※1と比較して受圧面積比53％の小形化(0.128m²→0.060m²)、質量比で43％の軽量化(27.4kg※2→15.5kg)を実現しました。
- ※1 HID屋外テニスコート用照明器具 H8152A(B)
- ※2 照明器具、ランプの総重量
マルチ取付構造で既設器具からのリニューアルに対応
角度変更機能
マルチ取付構造の採用で、3種類の取付ピッチに対応。角度変更機能でアーム角度に合わせた適切な取付が可能となり、既存設備を有効利用できます。また、設置後の角度調節も可能です。
さらに重耐塩塗装を標準仕様としています。
3種類の取付ピッチに対応
低誘虫で夜間プレーも快適
LEDは虫が好む波長の光が少ないため、虫が寄付きにくい光源です。虫の飛来を気にすることなく快適なプレーができます。
初期照度補正機能
初期照度補正機能とは、設置初期からの設計照度を上回る過剰な明るさを抑え、寿命末期まで一定の明るさを維持する機能です。設置初期の明るさを抑えることで省エネルギー化が可能です。
設計例
1. 屋外テニスコート
- ※上の照度分布図は、維持値(保守率：0.93)を示します(単位：ℓx)
- ※地表面平均反射率は15％(芝)です
設計条件
| 推奨照度範囲 | 500ℓx |
|---|---|
| 照明範囲 | コート2面・36m×32m=1152m² |
計算結果
| 平均照度 | 526ℓx |
|---|---|
| 均斉度(最小/平均) | 0.64 |
| グレア最大値 | GR47 |
凡例
| 記号 |  |
 |
 |
|
|---|---|---|---|---|
| 照明柱 | 種類 | 1灯用 | 2灯用(70°) | 4灯用 |
| 高さ | 6.3m | |||
| 基数 | 4基 | 4基 | 1基 | |
| 器具台数 | 16台 | |||
- A一般形HID屋外テニスコート用照明器具(メタルハライドランプ 1000W)
- Bレディオック テニスター 400クラス
台数
- A16台
- B16台
台数同数
電気容量
- A17.36kW(1085W×16台)
- B6.55kW(409W×16台)
約62％省エネ
- ※消費電力は、HID：入力電圧200V時、LED：初期照度補正機能による40000時間平均値の特性を示します
2. 屋外テニスコート 既設改修(1面8灯) 旧JIS 一般競技
- ※上の照度分布図は、維持値(保守率：0.93)を示します(単位：ℓx)
- ※地表面平均反射率は15％(芝)です
設計条件
| 推奨照度範囲 | 500ℓx |
|---|---|
| 照明範囲 | コート3面・36m×48m=1728m² |
レディオック テニスター 400クラス
| コートA、C | コートB | |
|---|---|---|
| 平均照度 | 530ℓx | 648ℓx |
| 均斉度(最小/平均) | 0.64 | 0.66 |
| グレア最大値 | GR47 | GR45 |
灯高：6.3m 器具台数：24台
3. 屋外テニスコート 新設計画(1面8灯) JIS 区分Ⅱ
- ※上の照度分布図は、維持値(保守率：0.93)を示します(単位：ℓx)
- ※地表面平均反射率は15％(芝)です
設計条件
| 平均照度 | 300ℓx |
|---|---|
| 均斉度 | 0.6 |
| グレア最大値 | 50 |
| 照明範囲 | コート3面・36m×48m=1728m² |
レディオック テニスター 300クラス
| コートA、C | コートB | |
|---|---|---|
| 平均照度 | 403ℓx | 498ℓx |
| 均斉度(最小/平均) | 0.62 | 0.69 |
| グレア最大値 | GR47 | GR45 |
灯高：6.3m 器具台数：24台
4. 屋外テニスコート 新設計画(1面6灯) JIS 区分Ⅲ
- ※上の照度分布図は、維持値(保守率：0.93)を示します(単位：ℓx)
- ※地表面平均反射率は15％(芝)です
設計条件
| 平均照度 | 200ℓx |
|---|---|
| 均斉度 | 0.5 |
| グレア最大値 | 55 |
| 照明範囲 | コート3面・36m×48m=1728m² |
レディオック テニスター 300クラス
| コートA、C | コートB | |
|---|---|---|
| 平均照度 | 296ℓx | 361ℓx |
| 均斉度(最小/平均) | 0.54 | 0.71 |
| グレア最大値 | GR50 | GR48 |
灯高：6.3m 器具台数：18台
設計基準値
JIS Z 9127 2020
| 区分Ⅲ | 区分Ⅱ | 区分Ⅰ | |
|---|---|---|---|
| 平均照度(ℓx) | ≧200 | ≧300 | ≧500 |
| 均斉度(最小/平均) | ≧0.5 | ≧0.6 | ≧0.7 |
| グレア最大値 GR | ≦55 | ≦50 | ≦50 |
(参考)JIS Z 9120 1995 (旧JIS)
| レクリエーション | 一般競技 | 公式競技 | |
|---|---|---|---|
| 平均照度(ℓx) | ≧250 | ≧500 | ≧1000 |
| 均斉度(最小/平均) | ≧0.5 | ≧0.5 | ≧0.65 |
| グレア最大値 GR | ≦- | ≦- | ≦- |