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岩崎電気株式会社
EYE LATEST NEWS VOL.361

2025/07/02

多くのファンに愛される球場のナイター照明
よりよいスポーツ環境のための照明設計・評価技術

こんにちは。岩崎電気です。
夏といえばスポーツ観戦が盛り上がる季節。
プロ野球ではペナントレース(公式戦)の前半が終了、7/23・24にはオールスターゲームが開催され、ますますの盛り上がりを見せます。
今回は広島東洋カープのホームグラウンドである広島市民球場に採用された照明システムをご紹介します。


目次


多くのファンに愛される球場のナイター照明

プロ野球球団「広島東洋カープ」のホームグラウンドである広島市民球場「MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島」では、光害・環境負荷の大幅削減とエンターテインメント性を両立した照明システムをご採用いただきました。

LED投光器「レディオック フラッド アヴァン 光害対策形」は、プレーヤーの不快なまぶしさ(グレア)を抑える配光性能を備え、ボールの視認性を最適化させプレーヤーのパフォーマンスを引き出します。
また、上空や球場周辺への光漏れを効果的にカットし、JR広島駅から徒歩10分圏内という好立地のスタジアムの光害・光漏れへの配慮に対応しています。

そして、DMX制御により大型ビジョンと照明を連動させるなど多彩な表現が可能となり、場面に合わせた動きのある演出でプレーヤーと観客との一体感を創出し、会場を盛り上げます。

岩崎電気のウェブサイト「スポーツ施設照明」では、さまざまなスポーツ施設・競技レベルを選ぶと、イメージに近い照明リニューアルプランを簡単に探すことができます。


[光技術Tips]
よりよいスポーツ環境のための
照明設計・評価技術

野球場では、競技の特徴としてフライなど空中に高く上がったボールを見上げることが多いため、空間の照度を確保しながら、グレアにも十分に配慮した照明計画を行う必要があります。
先にご紹介した広島市民球場では、光が交差するように配置するクロスエイミングという照明手法を採用し、グレア低減を図っています。

各種スポーツ施設において、競技の特徴により明るさやまぶしさを考慮した照明計画を立案することが大切です。
さらに3DシミュレーションやVRソフトなどを用いてさまざまな視点からの緻密な事前検証を経て実際に照明システムを設置しますが、設計どおりに施工されているかの確認・調整、適切に実現されているかの評価をし、よりよいスポーツ照明環境を目指します。

岩崎電気のスポーツ施設照明は、プレーだけでなく観戦の快適性や施設周辺への配慮、経済性などの運用上のメリットを考慮し、最適な照明環境をご提供しています。


NEWS

ニュースリリース
UVC-LED紫外線殺菌、電子線滅菌でクリーンな製造工程に貢献「第27回 インターフェックス Week 東京」に出展
イベント情報
第27回 インターフェックス ジャパン - 医薬品 化粧品 製造 展 -
照明
LED照明器具 突入電流一覧表の更新
光・環境
用途に合わせて選べる4つの複合環境試験装置 - アイ 4Dマルチチャンバー
ビデオライブラリー
[納入事例]熊谷スポーツ文化公園陸上競技場 光害対策形LED投光器を公開しました。
創造人×話
江戸風鈴職人 篠原 由香利さん
納入事例
今治国際ホテル 屋内プール ほか

編集後記

まだ7月が始まったばかりですが、猛暑真っただ中ですね。
昔は朝の涼しい時間にスポーツを行うことも多かったようですが、もはや朝すら暑いということで、ナイター照明を設置して、夜間営業を行うスポーツ施設が、増えてきているようです。
いままでなかった照明の設置ですので、ますますの省エネや近隣への漏れ光対策が重要になりますね。

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