省エネ・CO₂削減・長寿命『LED防犯灯』を発売
2007年3月2日
新開発レンズ型LEDで配光を制御
岩崎電気株式会社(本社:東京都港区芝3-12-4、代表取締役社長:熊坂隆雄)は、新開発の「5Wレンズ型白色LEDユニット」を内蔵し、屋外照明に求められる配光特性を備えた新デザインの『LED防犯灯』を開発。2007年7月より発売いたします。
弊社はスタンレー電気株式会社(本社:東京都目黒区中目黒2-9-13/代表取締役社長:北野隆典)と共同で、光学レンズと組み合わせた3種類(ナロー・ミディアム・ワイド)の配光特性を持つ「5Wレンズ型白色LEDユニット」を開発。この配光の異なるミディアムとワイドのLEDユニットを組み合わせ(特許申請中)、防犯灯に求められる配光を確保しました。これによって、省エネ・CO2削減・長寿命・コンパクトなどのLEDの特長を最大限に活かし、電力柱と一体化するデザインの『LED防犯灯』を開発しました。
白色LEDは省エネルギーで環境にやさしい光源として、照明市場への拡大が期待されています。しかし、従来のLEDでは、広範囲を照射する光出力が得られず、屋外照明に使用するには多数個を並べて使用する必要がありました。そのため大電流となり発熱の問題でその特性が十分に活かせませんでした。
当該『LED防犯灯』は新開発の「5Wレンズ型白色LEDユニット」3個(計15W)を内蔵することで、従来のLEDでは得られなかった、防犯灯としての配光特性に優れ、電力柱と一体化したラウンドフォルムの防犯灯として夜間の安全・安心な照明環境を創出します。
周辺環境へも配慮し、上方向への光はカット(上方光束比0%)しています。また、紫外線を含まない光のため誘虫性も抑えます。従来の直管形蛍光灯20W2灯用(計40W)防犯灯と同等の明るさを15Wで確保でき、省エネ・CO2削減に貢献し、4万時間(光束70%減衰時)の長寿命のため、メンテナンスも軽減します。
なお、この『LED防犯灯』は2007年7月の発売に先駆け、2007年3月6日(火)から9日(金)まで、東京国際展示場(東京ビッグサイト)で開催される第8回国際照明総合展(ライティング・フェア2007)にて展示いたします。
「LED防犯灯」の特長
- 『5Wレンズ型白色LEDユニット』を採用
- 『省エネ』でランニングコストを抑え『CO2も削減』
- 4万時間の『長寿命』でランプメンテナンス軽減
- 『コンパクト』で電柱と一体となるラウンドフォルムのデザイン
- LEDを採用のため虫が寄りにくく『誘虫性が低い』
販売目標
初年度5000台
ラインナップ
- 一般形:オープン価格
- 自動点滅器内蔵形:オープン価格
関連情報
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