「ソーラーLEDブロック」を新発売

2006年5月15日

ソーラー自発光システムのLEDブロック

ソーラーLEDブロック(写真左から)
丸型タイプ/全面発光タイプ/高輝度タイプ/小型タイプ

岩崎電気株式会社(本社:東京都港区芝3-12-4 代表取締役社長:田﨑昭夫)は、「ソーラーLEDブロック」4タイプ17品種を発売いたしました。

歩道や公園の遊歩道などの境界表示や誘導に用いる「ソーラーLEDブロック」は、ソーラーとキャパシタ(電気二重層コンデンサ)を組み合わせた新発想のLED発光ブロックです。

自然エネルギーである太陽光を利用したソーラー自発光システムなので、電源工事が不要で電気代もゼロ。インターロッキングブロックの規格サイズで、簡単に設置できます。蓄電部にキャパシタを採用したことで、充放電による劣化がほとんどなく電池交換も不要です。さらにこのキャパシタの材質は主に活性炭を使用し、鉛やカドミウムのような有害な重金属を含んでいませんので、環境にやさしいクリーンな商品です。

歩行空間のバリアフリー・ユニバーサルデザイン化への意識が高まる中、「ソーラーLEDブロック」は、夜間、光による境界明示や、注意を喚起して、歩行の安全をより向上させる一助となります。また、災害などの非常時には、歩行者の誘導灯としての機能も発揮します。

主な用途は、歩行者空間、歩道・公園・パブリックスペース、個人住宅などの境界表示、誘導、足元や交差部の注意喚起など。

「ソーラーLEDブロック」の特長

電源工事不要の省施工

太陽電池ソーラーシステムで、電源不要。地中配線等の電源工事の必要はありません。

長寿命でメンテナンスフリー

キャパシタ(電気二重層コンデンサ)の採用で従来の蓄電池交換が不要(10万回以上の充放電可能)。また、光源にLEDを使用しているため、省電力で長時間メンテナンスの必要がありません。

環境に優しくクリーン

自然の太陽光エネルギーを活用し、蓄電部にも有機活性炭を採用しています。有害な重金属(鉛やカドミウム)を使用していません。

高耐久設計

本体は衝撃に強い耐久設計。さらに密閉化構造により風雨の影響を受けません。上ケースには耐候性ポリカーボネート樹脂を採用し紫外線による樹脂変色を抑えています。

全天候に対応

風雨の影響を受けにくい密閉化構造です。
電気二重層コンデンサの蓄電には高効率の回路システムとアモルファス太陽電池を採用し、低照度(雲天・雨天時)でも充電可能なシステムです。(雲天・雨天時が続く場合は点灯しない場合があります)
使用温度範囲も広く(-20〜70℃)幅広い地域での設置ができます。

安全

地面との段差を少なくするコーナーエッジのテーパーを1mmに、すべり抵抗も潤滑時40BPN以上をクリアしています。

年間販売目標

10,000台/年

今後の予定

長時間タイプを順次展開していく予定です。

ソーラーLEDブロックの仕様

  全面発光タイプ
SLBRN
高輝度タイプ
SLB8L
全面発光・小型タイプ
SLB100
全面発光・丸型タイプ
SLB85
発光色 青・緑・白・橙・電球色系 青・緑・白・橙系 青・緑・白・電球色系
価格
(税別・工事費別)
33,000円 33,000円 18,900円 12,700円
本体材質 上ケース ポリカーボネート樹脂
下ケース ポリカーボネート樹脂 PC/ABS樹脂
太陽電池 アモルファスシリコン シリコン単結晶 アモルファスシリコン
蓄電部 電気二重層コンデンサ
90F/5V
電気二重層コンデンサ
23.5F/5V
電気二重層コンデンサ
11F/5V
光源 高輝度LED×4 高輝度LED×2
外形寸法(mm) 197×97×60 97×97×60 ø85×60
質量 940g 920g 490g 300g
作動時間
(満充電時)
常時点灯 8時間または14時間※ 8時間 8時間 6時間
蛍点滅 - - 15時間※ 12時間※
充電時間(満充電) 10時間(曇天時:20,000ℓx)
点灯消灯 日没時(約5ℓx以下)自動点灯・日照時(約50ℓx以上)自動消灯
使用温度範囲 -20〜70℃
耐水性 JIS C0920 7等級に準じる
耐圧加重 1000kgf(ø50mm集中荷重時)
滑り抵抗 40BPN以上

※は、2006年7月1日発売予定

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