新形交差点専用照明器具　cross-PAZU(クロス・パズー)

2004年1月27日

「交差点中央部」や「横断歩道部」において、効率よく均斉度の高い照明環境を作り出し、交差点内を通行するドライバーの視認性を向上させます。

交通事故の約1/2が交差点で発生し、死亡事故の約40％が交差点で発生しています。その交差点での事故は「交差点中央部」と「横断歩道・横断歩道周辺部」で多く発生しています。「交差点照明」は、交差点内部を連続照明部より明るくし、見え方を改善することにより事故低減と安全を支援します。

交差点照明に必要な5つの要件

• 運転者が交差点の存在と形状を認知できること。
• 横断中の歩行者や自転車などの存在や挙動が、運転者から容易に確認できること。
• 横断待機中の横断歩行者の有無が、運転者から容易に確認できること。
• 乱横断しようとする人の存在が、運転者から容易に確認できること。
• 進路変更する車両の挙動を確認できること。

特長

優れた配光特性

フロント-ワイド配光

車両相互の事故の発生しやすい交差点中央部、歩行者や自転車の行動を認知しやすくする横断歩道部・歩道部の3つのポイントを重点的に照明するように考えられた、フロント-ワイド配光。

PAZUと同一デザイン

道路用照明器具と同一のデザイン

新型交差点専用照明器具「cross-PAZU」は、道路照明器具「PAZU」と同一のデザインになっており、単路部と交差点部で連続性のある景観が形成できます。

グレアを抑制

上方光束比0％を実現・グレアを抑制

交差点ではさまざまな方向から照明器具の輝きが見える可能性があるため、「cross-PAZU」はすべての方向でグレアを抑制した配光となっています。また、下面のフラットガラスの採用により上方光束比0％を実現。天空への漏れ光をカットし、周辺への障害光を抑制しています。

2種類の取付方法

環境や交差点の規模に合わせて選択

交差点の規模や設置場所に合わせ、ポールトップ式・アーム式の2種類の取り付け方法に対応が可能です。

配光イメージ

cross-PAZU(クロスパズー)仕様