光・環境分野

植物育成システム

害虫防除用ランプ エコイエロー

ヤガ類、カメムシ類などの害虫が好む光の波長を抑えた黄色光を夜間点灯することで、害虫を集まりにくく、夜間活動(果実の吸汁、産卵、交尾)を抑制します。

コンセプト

エコイエローは、特定害虫の交尾抑制や飛来抑制など光学的な害虫の行動抑制作用によって、害虫の侵入をシャットアウトし、防除効果を上げることができます。物理的防除法のうち、きわめて経済的で効果的な防除方法として、確認されています。

特長

難防除害虫の防除に

エコイエローは、難防除害虫や薬剤抵抗性のある害虫、農薬適用のない害虫にも防除効果があり、新しい防除技術です。

低コスト農業に

エコイエローは、12000時間とランプ寿命が長く、電気料金も割安で低コスト農業に適しています。

環境に配慮、土壌や水系にも安全

エコイエローは、生態系への影響や土壌、水系などを汚染することなく使用できるため安全で、自然環境に配慮した防除技術です。

減農薬栽培に

エコイエローを使用することによって、農薬の散布回数を削減することができ、減農薬栽培が可能になります。交信撹乱用フェロモン剤と組み合わせると、さらに効果的です。

10アール当たり1灯で

エコイエローは、270ワットとハイパワーで設置灯数が少なくて済みます。灯数を要する黄色蛍光灯に比べ、煩わしい配線手間の削減や作業空間の確保が可能です。


防除効果のある害虫

  作物 害虫(成虫)
果樹 りんご 吸ガ類
かき
なし
もも
野菜 トマト ハスモンヨトウ
オオタバコガ
なす
ピーマン
キャベツ
レタス
ねぎ シロイチモジヨトウ
おおば ベニキノメイガ
コクロヒメハマキ
さつまいも ハスモンヨトウ
  作物 害虫(成虫)
特用作物 チャノホソガ
チャノコカクモンハマキ
チャハマキ
スイートコーン アワノメイガ
オオタバコガ
花き類 トルコギキョウ ハスモンヨトウ
シロイチモジヨトウ
バラ ハスモンヨトウ
カーネーション オオタバコガ
ハスモンヨトウ
シロイチモジヨトウ
芝生 スジキリヨトウ

害虫の誘引と活動を抑制する黄色ランプ

各種光源の昆虫誘引性

(一般的な白熱電球を100とした場合の比較)

図−各種光源の昆虫誘引性

昆虫視感度曲線とエコイエローの分光エネルギー分布

図−昆虫視感度曲線とエコイエローの分光エネルギー分布

ヤガ類やカメムシ類などの害虫が好む光の波長を抑えた黄色の光を夜間点灯する事で害虫が集りにくく、夜間の活動(果実の吸汁・産卵・交尾)が物理的に抑制される事がわかりました。また、空間照度にも関係があり、1ルクス以上を維持する必要があります。
ナシ園ではカメムシの被害を抑える為に高い効果をもたらす照度は2ルクスの範囲であると実証されました。(久喜農業改良普及センター)

黄色高圧ナトリウムランプのあかりは昆虫の好む明るさの範囲と重ならない為集りづらい事が分かります。

チャバネアオカメムシと被害にあったナシ変形果


黄色灯の作用

低誘虫性

昆虫を誘引する短波長域の光をカットした黄色光を照射することで、害虫の侵入を抑制します。

暗適応・明適応(オオタバコガの眼)

黄色光は夜ガ類などを素早く明適応状態にし、吸汁・交尾・産卵など夜間行動を抑制します。

暗適応

暗適応・・・活動状態/夜の眼(個眼境界の色素が移動して透明)

明適応

明適応・・・休止状態/昼の眼(色素が個眼境界を覆うため黒く見える)

原図:八瀬(オオタバコガの眼)


防除効果

ピーマンのハスモンヨトウ、オオタバコガ防除結果

(高知県安芸郡・松本政治さん)

高知県安芸郡・松本政治さん

松本政治さんは60aのピーマン専業農家です。従来は病害虫防除について薬剤散布などで対応されていましたが、2003年に黄色ランプによる害虫防除を新聞で知り、試験的に25aの2連棟ハウスを対象に、広い防除範囲をカバーする高ワット光制御型の黄色ランプを設置されました。
松本さんは「ピーマンに強照度の黄色光が直接当たると、花落ちなど生育に影響が出る場合があるため、ハウスの外部に方向性を定めた外照式で、高さ6mほどの位置に設置しました。1灯270Wの黄色ランプ2灯を、夜ガ類の成虫に対して効果的な時間帯と言われている日没から日の出の夜間、点灯しました。お陰様で、点灯した結果は直ぐに現われて、ハスモンヨトウやオオタバコガの発生は少なくなりました。また、今までより薬剤散布の回数も少なくなりました」と話してくださいました。

エコイエローからの距離とカメムシ類によるなしの被害果率

(2002年埼玉県春日部農林振興センター久喜普及部)

カメムシ類の被害の多くはチャバネアオカメムシによるものと思われ、エコイエローでは照度を2ルクス以上確保すれば、高い効果を得られることが確認できた。また、アケビコノハなどの吸ガ類に対する飛来抑制効果も確認されている(農業電化第54巻第2号を改訂抜粋)。

100果調査の結果
光源からの距離
(m)
照度
(ℓx,棚上130cm)
被害果率
(%)
-14 0.23 24
-6 0.74 0
0 196.80 4
6 61.60 0
12 5.77 0
18 2.04 1
24 2.20 0
30 1.24 1

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