Home > IWASAKIテクニカルレポート > 施設報告 > 笹ヶ谷トンネル,桐山トンネルの照明設備

施設報告

笹ヶ谷トンネル,桐山トンネルの照明設備 - LEDトンネル照明器具の納入施設例 -

国内営業本部 西日本技術設計センター 福井 正
国内営業本部 神戸営業所 高橋 斉

キーワード

笹ヶ谷トンネル,桐山トンネル,LED,入口照明

1.はじめに

兵庫県川西市(兵庫県宝塚土木事務所管内)の県道604号線(野間出野一庫線)の笹ヶ谷トンネル,桐山トンネルは当初,一庫ダム建設による付け替え道路として建設され,地域住民の通勤や買い物等の重要な生活道路として多くの人に利用されている。(図1)

図1 笹ヶ谷トンネル,桐山トンネル位置図

図1 笹ヶ谷トンネル,桐山トンネル位置図

笹ヶ谷トンネルは1978年に,桐山トンネルは1979年に完成した古いトンネルである。(図2,図3)

図2 笹ヶ谷トンネル 改修前

図2 笹ヶ谷トンネル 改修前

図3 桐山トンネル 設置前

図3 桐山トンネル 設置前

本稿では,笹ヶ谷トンネルの照明設備の改修と桐山トンネルの照明設備の新設計画にあたり視環境改善し,維持管理を考慮したLEDトンネル照明器具(基本照明・入口照明)(図4)が採用された(平成24年8月竣工)ので,その照明設備の概要を紹介する。

図4 トンネル照明器具

図4 トンネル照明器具

2.照明設計

2.1 施設概要

笹ヶ谷トンネル,桐山トンネルの諸元を表1に示す。

表1 トンネル諸元
項目 笹ヶ谷トンネル 桐山トンネル
トンネル 延長 172m 60m
車道幅員 5.5m 5.8m
全幅員 7.714m 7.8m
設計速度 40km/h
交通方式 対面交通(2車線)
日交通量 4166台/日
トンネル内の
仕上と反射率
天井 コンクリート:ρc=25%
壁面 コンクリート:ρw=25%
路面 コンクリート:ρf=25%
縦断勾配 0.50% 0.80%

2.2 設計コンセプト

照明設備の設計にあたっては,次のコンセプトに基づき照明計画を進められた。

  1. 視認性の確保(良好な均斉度及び光色)
  2. 維持管理費の削減(省エネ)
  3. 高効率,長寿命

2.3 設計基準及び条件

笹ヶ谷トンネル,桐山トンネルの設計基準及び条件を表2に示す。

表2 設計基準及び条件
項目 笹ヶ谷トンネル 桐山トンネル
基本照明 平均路面輝度
(常時点灯)
0.75 cd/m²
壁面輝度比 路面輝度の0.6倍以上
総合輝度均斉度:Uo 0.4以上
視機能低下グレア:TI 15%以下
野外輝度 起点側 2,600 cd/m² 2,800 cd/m²
終点側 3,100 cd/m² 2,800 cd/m²

テクニカルレポートに掲載されている情報は、原稿執筆時現在の情報です。ご覧になった時点では内容変更、取扱い中止等がされている場合がありますので、あらかじめご了承ください。

このページの先頭へ