納入事例

スポーツ施設照明 体育館・トレーニング場

昭和電工武道スポーツセンター(大分県立武道スポーツセンター)大分県大分市

木の香りに包まれた品格あるスポーツ施設をフレキシブルな点灯パターンが可能な照明で照らし、質の高い照明環境を創出

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  • LED
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  • 縦81m、横40m(最大幅45m)の競技エリアとオープンスペースを備えている多目的競技場を快適に照らす照明器具はLED高天井用照明器具「レディオック ハイベイ アルファ 320W」。

  • 1台レベルでの制御が可能なLED高天井用照明器具「レディオック ハイベイ アルファ 320W」設置状況。

  • 柔道・剣道8面、バスケットボール4面、バドミントン16面など多様な競技開催が可能な競技場のため、利用目的に応じて点灯パターンを制御できる無線個別調光照明制御システムFIT LCを採用している。

  • 3つの道場を備えた武道場。全点灯時の照度は1000ℓxとしている。

  • 「レディオック フラッド デュエル 560Wタイプ」設置状況。

  • 「レディオック ハイベイ アルファ 320W(広角タイプ)」に加え、「レディオック フラッド デュエル 560Wタイプ」を設置して、均斉度が高くむらのない良好な照明環境を創出している。

  • 「上段の間」を設け、武道の品格を表している。

  • 既存の施設である大分スポーツ公園総合競技場と調和し、周辺環境に馴染むデザインの大分県立武道スポーツセンター遠景。

施設概要

施主
大分県
設計
(株)石本建築事務所
電気工事
九電工・大和特定建設工事共同企業体

竣工

2019年4月(グランドオープン6月1日)

昭和電工武道スポーツセンター(大分県立武道スポーツセンター)は、大分県の県営運動公園である大分スポーツ公園内に、2019年4月に完成した武道スポーツセンターです。大規模大会も開催可能な武道をはじめとする屋内スポーツの拠点とすること、県民の誰もが気軽に利用できる施設とすること、トップリーグ公式戦や各国代表の合宿開催によるスポーツ観光の拠点とすること、大規模災害に備えた広域防災拠点の中核施設とすることを基本理念として建設されました。RC造3階建て一部S・W造で、建築面積14,551.68m²、延床面積16,125.56m²という規模を誇り、武道競技が8面取れる約3,570m²の広さを持つ多目的競技場と、武道専門の道場が3面ある競技面積約2,410m²の武道場に加え、トレーニングルーム、会議室など充実した施設を備えています。施設の天井は木造のアーチトラス構造を採用し、構造用製材として県産スギを活用した無垢材としては日本最大級の大スパン(約70m)の屋根架構化を図ることで暖かみのある大空間を実現しました。また、エントランスや照明カバー、壁面などの内装に竹工芸品を使用するなど、大分らしさにあふれた施設づくりを目指しました。

照明設備については、大規模大会も開催可能な屋内スポーツの拠点とすることという基本理念に基づき、武道以外にもバレーボールやバスケットボール、バドミントンなどさまざまな競技が行われる多目的競技場は国際大会の開催基準を満たすよう最高照度1500ℓx、武道場は最高照度1000ℓxを基本として照明設計を行いました。多目的競技場の照明器具にはLED高天井用照明器具「レディオック ハイベイ アルファ 320W(中角タイプ)」を使用しています。無線個別調光照明制御システムFIT LCの採用により、照明器具1台レベルでの制御が可能になったため、全点灯からレクリエーションレベルまで使用目的に応じてさまざまな点灯パターンをタブレットで簡単に設定出来るので、非常に使い勝手がよくフレキシブルな運用が可能な点を評価しています。武道場を照らす照明器具には「レディオック ハイベイ アルファ 320W(広角タイプ)」に加え、「レディオック フラッド デュエル 560Wタイプ」を設置し、均斉度の高い良好な照明環境を創出しました。

尚、同施設はラグビーワールドカップ2019の開催会場の一つとなる「大分スポーツ公園総合競技場(昭和電工ドーム大分)」に隣接しており、大会開催中はADセンター及びボランティア控室の利用を想定しています。

主な納入器具

  • 多目的競技場

    LED高天井用照明器具 レディオック ハイベイ アルファ 320W(中角タイプ) - 248台

    無線個別調光照明制御システム FIT LC(フィット エルシー)

  • 武道場

    LED高天井用照明器具 レディオック ハイベイ アルファ 320W(広角タイプ) - 86台

    LED投光器 レディオック フラッド デュエル 560Wタイプ - 12台