納入事例

建築外構・景観演出 ライトアップ

雨引観音 ライトアップ茨城県桜川市

四季折々の花々に彩られた茨城県屈指の名刹を厳かに照らすLEDの光

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  • LED
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  • 仁王門夜景。現在の建物は天和2年(1682年)に再建された歴史ある門で、茨城県指定文化財となっている。鮮やかな朱色をLEDランプ(レディオック LEDアイランプ52W・電球色)で照らし、境内に咲き誇る紫陽花とともに魅力的な夜間景観を演出している。

  • 真壁城の城門を移築したものと伝えられている薬医門(黒門)夜景。電球色のレディオック LEDアイランプ18Wでライトアップしている。

  • 本堂(観音堂)夜景。建長6年(1254年)に再建したと伝わる古の歴史を持つ朱塗りの建物をLED投光器レディオック フラッド ブリッツで照らし出している。

  • 御供所より多宝塔をのぞむ。江戸時代に建立された多宝塔(茨城県指定文化財)をLEDの光で厳かに照らしている。

  • 高出力形LED投光器(レディオック フラッド ブリッツ200Wタイプ)設置状況。

  • LEDライトアップ投光器レディオック フラッド ネオ設置状況。

  • 遠景よりライトアップされた雨引観音夜景をのぞむ。

  • 参道入り口付近。LED特注ライン照明器具を階段に配し、快適で安全な夜間景観を創出している。

施設概要

施主
雨引観音
施工・電気工事
正路電気商会

竣工

2013年6月

雨引観音は雨引山楽法寺と申し、用明天皇2年(587年)法輪独守居士によって開かれた、延命観世音菩薩(国指定重要文化財)を本尊佛として、おまつり申し上げる坂東観音霊場第二十四番札所の名刹です。推古・聖武・嵯峨天皇の勅願寺として、また江戸時代には徳川幕府から厚い寄進を受けるなど古くから信仰を集めております。古の時代から現代に至るまで、安産子育て、厄落としにご利益のある寺として親しまれてきました。境内からは関東平野を一望でき、筑波山や遠くに富士山、そしてスカイツリーを望む絶景が広がっています。

春には約3,000本の桜が、初夏には約3,000株の紫陽花が、さらに紅葉や牡丹などが境内を彩り、歴史的文化財とともに四季折々の風景を堪能いただける観光スポットとしても人気を集めています。雨引観音では、2013年6月から境内の建物、参詣路を含めた施設全体のライトアップを始めました。古来より、日本人にとってお寺は癒され安らぎを得る場であり、心の拠り所であります。忙しい現代人の皆さまにも、たとえば仕事帰りにゆっくりと散策がてら訪れていただける場となるよう、ライトアップをして拝観時間の延長を行うことといたしました。あじさい祭が開かれる時期に開始したライトアップは通年を通して行っており、桜の季節には、早春の河津桜に始まり、山腹一帯がピンクに染まる魅力的な夜間景観を多くの方々にお楽しみいただけることと楽しみにしています。ライトアップの光源については、消費電力が少なく省エネに貢献するLEDを採用しました。暖かみのある電球色と爽やかな白色を組合せての演出を提案いただき、遠景からのぞんだ際の見え方にも配慮した夜間景観、また夜間も安全な照明環境をつくり出しています。境内には孔雀が放たれ、季節毎の花々がさまざまな表情を見せる雨引観音に、これからも多くの皆さまがお気軽に参詣下さることを願っています。

主な納入器具