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岩崎電気株式会社
EYE LATEST NEWS VOL.365

2025/11/05

紫外線LEDが拓く、クリーンで持続可能な未来
パラリンアートのご紹介

こんにちは。岩崎電気です。
昨今の話題は猛暑からの冷え込みとクマ被害でしょうか。
気候の変化を身近に感じる今、環境意識も自然と高まりつつありますね。
今回は、環境負荷低減を担うLEDの中でも紫外線の話題をお届けします。


目次


紫外線LEDが拓く、クリーンで持続可能な未来

照明の世界ではすっかりおなじみのLED。
紫外線の領域でも、その省エネ性、長寿命は魅力で、従来光源からの置き換えニーズは非常に高いです。

今回はそんな紫外線LEDが活躍する、2つの分野をご紹介します。

高品質・高速印刷に欠かせない速乾性

紫外線は「硬化」用途に多く使われます。
一番わかりやすいのが、印刷時のインクに照射し、瞬間的に固めて速く、大量に印刷できることでしょうか。
従来の紫外線ランプに代わりUV-LEDを利用することで、省エネはもちろん、熱による照射物への悪影響も抑えられます。

衛生、健康のためのクリーンな光

紫外線が「殺菌」に使われていることはお馴染みですね。
他の殺菌技術に比べ、高速で残留リスクがなく低コストな紫外線は、医薬品や食品など、私たちの生活に欠かせない分野で活用されています。
こちらも従来の水銀ランプを利用した紫外線殺菌からLEDへの置き換わりが期待されます。
UVC-LEDのメリットは水銀を使わない環境負荷低減はもとより、瞬時のオンオフにより無駄な点灯が要らず、シャッター機能も不要になり、設備がシンプルにできます。

環境への配慮と人々の幸せを両立するために、紫外線LEDは欠かせない存在となりつつあります。
「省エネ・クリーン・高性能」3つを兼ね備えた光が、これからの持続可能な社会を照らします。


[サステナビリティ]
パラリンアートのご紹介

岩崎電気では広報誌「IWASAKI LIBRARY」を年3回発行しています。
当社の照明器具や産業用装置の納入事例のご紹介や、さまざまな分野で活躍する方々へのインタビューを通し先駆者たちの「創造」をご紹介する「創造人×話」を掲載しています。

2021年より、「IWASAKI LIBRARY」の表紙を「パラリンアート」が飾っています。

「パラリンアート」とは、障害のある方のアート作品を通じて、社会参加と経済的な自立を支援するための、(一社)障がい者自立推進機構が推進する活動です。

IWASAKI LIBRARY Vol.147(2025年10月発行)の表紙の作者、丹野滋生さんが所属するパーソルダイバース(株)さまより、当社の広報誌についてご紹介いただきました。

岩崎電気は、事業活動を通じて社会・環境課題の解決に取り組み、持続可能な社会の実現に貢献しています。
また、障害のある方の社会参加と経済的自立を支援し、よりよい未来の創造を目指してまいります。


NEWS

ニュースリリース
看板市場のニーズに応じた配光改良と、業界トップクラスの最大160ℓm/W超を達成「レディオック フラッド ネオ」をフルモデルチェンジ
皮相電力を最大30%低減し、高圧ナトリウムランプ270W相当の高出力形を新規追加「レディオック ロード LEDランプユニット」をモデルチェンジ・品種拡大
「100億円事業が売上ゼロに 老舗メーカーの生き残り戦略」ビジネス映像メディアPIVOTで本日(10/14)公開
照明
LED照明器具 突入電流一覧表の更新
新カタログ
サイン広告照明、高天井用照明器具、LED導入のススメ
納入事例
高知県立春野総合運動公園 陸上競技場 ほか
創造人×話
彫刻家 藤田 朋一さん
お知らせ
「パラリンアート」を採用した広報誌が紹介されました。

編集後記

冬の厄介な風物詩、インフルエンザが早くも流行期に入ったようです。
これは昨年よりひと月ほど早く、過去20年でも2番目に早いそうです。
コロナ禍で衛生管理が徹底され、数年は流行を抑えていたようですが、
昨年の爆発的流行は記憶に新しいところです。
今年もそんなことにならないように、またご自身が辛い思いをしないように、
うがい、手洗い、マスクなど基本的な感染予防は欠かせませんね。
ワクチンや予防薬は、品薄になることもありますので、
どうぞ早めのご準備を。

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