創造人×話

人を笑顔に、笑わせることをしたいという想いが役者の道へと繋がりました。

濱津 隆之さん俳優

ドラマ25『絶メシロード』(テレビ東京)

『カメラを止めるな!』にご出演されて以来、生活も激変されたのではないでしょうか。

今はだいぶ落ち着きましたが、当時はスタッフの皆さんと一緒に映画のPRで全国を移動する日々が続き、それまではアルバイトをしながら役者を続けていた無名の私が、日本アカデミー賞の優秀主演男優賞を受賞させていただくという幸運にも恵まれるなど、正直、気持ちが追い付かなかったというのが素直な感想でした。この作品をきっかけに、色々な映画やドラマ、CMなどの出演依頼がくるようになりましたので、これまで自分でオーディションを受けることで仕事をいただいていた私には、とても有難いことだと思っています。

ドラマ25『絶メシロード』(テレビ東京)

若い頃から「人を喜ばせる仕事がしたい」と思い続けていらしたからこそ、様々な経験を経て今の俳優としての濱津さんがいらっしゃるのですね。今は舞台のお仕事も続けていらっしゃるのでしょうか。

ここ1年程はおかげさまでチャンスに恵まれ、映像の仕事を中心にさせていただいたので舞台から遠ざかっていましたが、2020年には舞台の仕事も入っていますし、映像も舞台もそれぞれ違った面白さがあるので、両方をやっていきたいと考えています。

濱津さんにとって、俳優という仕事の面白さはどんなところにありますか?

ドラマ25『絶メシロード』(テレビ東京)

いただいた役柄を周りの俳優さんと一緒に演じることに面白さを感じていますし、ものをつくり出すという現場の空気が私はとても好きです。新しい映画もクランクインし、1月からは主演を務めさせていただくテレビの連続ドラマも始まっています。これからも役者としていろいろなことに挑戦していきたいと思います。

最後に今後の抱負や夢を少しお聞かせください。また、濱津さんがお好きな光やあかりがありましたら、教えていただけますでしょうか。

今やれていることが幸せですので、役者の仕事を続けていきたいと思っています。あと、昔からどこか頭の片隅にあるのは、伝統工芸がすごくいいなと思っていて職人さんの仕事を見ているのが好きなので、後継者不足で日本の伝統工芸が失われてしまわないように何かモノづくりに携わっていくことができたら嬉しいですね。

光や照明については特にこだわりはないんです。撮影の合間にきれいな夜景に出会うことがあって、夜景は好きです。仕事で地方に行く機会がある時は、その街の夜景を眺めて楽しんでいます。トンネルの光も何となく哀愁を感じるので好きで、昔からあるオレンジ色で灯されているトンネルの方が好みですね。また、私は必要最低限度の物だけでシンプルに暮らしていきたいと思っているので、照明に凝っているわけでもありませんが、あまり明る過ぎずに温かみのあるあかりの方が落ち着くのではないかと思います。

ドラマ25『絶メシロード』(テレビ東京)
ドラマ25『絶メシロード』(テレビ東京)

濱津 隆之(はまつ たかゆき)

1981年8月25日生まれ、埼玉県出身。
アニモプロデュース所属。大学卒業後、お笑い芸人、DJを経て俳優の道に進む。
2018年6月公開の映画『カメラを止めるな!』にて主役・日暮隆之を演じ、同作が8部門で優秀賞を受賞した第42回日本アカデミー賞では優秀主演男優賞を受賞。その後も19年冬公開の映画『魔法少年☆ワイルドバージン』や19年7月からTBSのTVドラマ「ノーサイド・ゲーム」に出演するなど、映画、テレビ、舞台の世界で広く活躍中。
2020年1月24日から、初の地上波連続ドラマ主演を務めた「絶メシロード」(テレビ東京)が放送中。