「未来をつくるテクノロジー展 日経クロステックNEXT 東京 2026」に
「アーク抑止回路内蔵直流LED照明器具」を出展
創エネを見据え、安全・安心な直流給電の実現に向けた技術を展示

2026年9月28日

岩崎電気は、2026年9月29日(火)・30日(水)に東京国際フォーラム ホールEにて開催される「未来をつくるテクノロジー展 日経クロステックNEXT 東京 2026」に、直流給電における安全性を高めた「アーク抑止回路内蔵直流LED照明器具」を出展します。
展示はDC Power Vil.のブースにて行います。

直流給電技術 開発の背景

近年、地球温暖化の影響で台風や豪雨などの自然災害が増加し、エネルギー供給の安定性が社会的課題となっています。
また、2050年カーボンニュートラルの実現に向け、再生可能エネルギーの導入拡大が求められています。
太陽光発電などの創エネルギー設備は、災害時の非常用電源としても注目される一方、発電される電力は直流であるため、交流中心の家庭などでの利用には変換が必要で、変換時のロスが課題でした。
こうした背景から、創エネルギーの発電特性に適した「直流給電」技術の確立が求められています。
岩崎電気は、DC Power Vil.とともに直流給電インフラの実現に向けて技術の確立に取組み、直流のままで点灯可能なLED照明を実現しました。

「アーク抑止回路内蔵直流LED照明器具」外観

「アーク抑止回路内蔵直流LED照明器具」の特長

アーク放電抑止回路を内蔵

直流は交流と異なり電流がゼロになる瞬間がないため、スイッチの開閉や接続部の抜き差しの際にアーク放電が発生・持続しやすいという課題があります。
アーク放電は気体の放電現象の一種で、数千度に達する高温や強烈な光を発することもあり、非常に危険です。
本製品は、このアーク放電を抑止する回路を照明器具に内蔵することで、直流給電における安全性を高めました。
なお、本技術は岩崎電気とDC Power Vil.の共同で特許を取得しています。

再生可能エネルギー・蓄電池との高い親和性

太陽電池や蓄電池でつくられた直流電力を、交流に変換することなく照明に供給できるため、変換に伴うエネルギーロスを抑制し、発電した電力を効率よく活用できます。

空間施設向けの設計

工場や体育館など、天井が高く、多数の照明を長時間使用する施設での利用を主に想定して設計しています。

「アーク抑止回路内蔵直流LED照明器具」の主な仕様

器具光束44400ℓm
消費電力・最大233W
入力電圧範囲DC260V-380V
固有エネルギー消費効率190.5ℓm/W
光束維持時間60000時間(光束維持率90%)
光源色昼白色(5000K)
平均演色評価数Ra70

今後の展望

「アーク抑止回路内蔵直流LED照明器具」は、現時点では実証実験にご協力いただけるお客さまへの提供を予定しています。
また、直流給電技術を活用した再生可能エネルギーの実証実験にも取り組んでまいります。

出展概要

展示会名
未来をつくるテクノロジー展 日経クロステックNEXT 東京 2026
会期
2026年9月29日(火)10:30~17:00(展示エリア 11:00~17:00)
2026年9月30日(水)10:00~17:00(展示エリア 10:30~17:00)
会場
東京国際フォーラム ホールE
主催
日経BP
出展ブース
小間番号378

DC Power Vil.株式会社(ディーシーパワービル 代表取締役社長:村 文夫、本店所在地:東京都港区)。
直流機器開発、直流安全技術の実装、そして導入支援などの提案。
直流のパイオニアとして、そのメリットを最大限いかす直流に関するコンサルティングを行っている。
再生可能エネルギー、バッテリー、EVシステム、そして負荷機器との接続を直流接続によってシンプルにすることで効果的でスマートな電気の流れを生み出す。

岩崎電気は今後も、パートナー企業との協業・共創を通じて、安全・安心な直流給電インフラの実現と再生可能エネルギーの普及に取り組み、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

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