「駐車場用照明器具(HID150 / 70W用)」を発売

岩崎電気株式会社(本社：東京都港区芝3-12-4、代表取締役社長：熊坂隆雄)は、屋外駐車場に必要な明るさを効率よく確保する、新反射鏡内蔵の「駐車場用照明器具」を12月17日より発売します。

駐車場用照明器具は、駐車場内の明るさのムラを抑制し、夜間でも周囲から駐車場内の視認性を向上させるため、一般的に使用されているエリア照明器具よりも横長の配光“フロントワイド配光”の高効率反射鏡を新設計しました。

駐車場の暗がりは地域の不安要素の1つでもあり、近年増加している駐車場周辺での犯罪を防止する一助として貢献するために開発・商品化しました。

広いスペースに均一な明るさを効率良く確保できるよう配光制御しています。『安全・安心まちづくり推進要綱(警察庁)』に基づく照度基準(車路：10ルクス以上、駐車スペース：2ルクス以上)を達成する高効率反射鏡を内蔵。屋外駐車場の一般的な照明設備レイアウトにて、夜間でも周囲から駐車場内を見渡しやすいよう明るさのムラを抑えた照明が可能です。車路の安全性の向上と駐車場の防犯にも配慮することで、安全・安心の街づくりを支援します。

また、駐車場内の明るさを効率良く確保すると共に、近隣施設への漏れ光や上方への漏れ光をカットする配光で、従来エリア照明器具と比較して、後方へ漏れる無駄な光を約5分の1(当社比)とし、駐車場周辺への光害にも配慮しています。

光源には省エネルギー光源のセラミックメタルハライドランプ「セラルクス70W / 150W」を採用。高演色性(Ra90以上)の自然光に近い光のセラルクスで、駐車場内の車体や人物などの色を忠実に再現し、視認性が向上します。またランプのUVカットコーティングにより紫外線域の光を抑制し、水銀ランプやメタルハライドランプと比較して虫の飛来を大幅に抑制します。

塗装色はダークグレイとシルバーメタリックをラインナップ。また、専用アームで駐車場の広さや照明の設置位置などに応じて、照射角度(鉛直角度：上向き30°/ 下向き15°)をフレキシブルに調整可能です。駐車場が住宅や農地に近接しているなど、更に漏れ光を抑制する必要のある周辺環境に対応するため、「後方光カットルーバ」をオプションパーツとしてラインナップ。後方へ漏れる光を更に約1/2にカット、近隣の住宅や農地などへの光の影響を抑制します。