「積層型LED」を新開発

岩崎電気株式会社(本社：東京都港区芝3-12-4　代表取締役社長：田﨑昭夫)は、LEDとダイクロイックミラーの構成でフルカラーの光色が可能な光源ユニット「積層型LED」を開発いたしました。

「積層型LED」は、イワサキのダイクロイックミラーの薄膜技術によって反射光、透過光、配光を制御して開発、実現した新商品です。
赤・緑・青(R/G/B)のLED素子とダイクロイックミラーを同一軸上の積層状に構成させた全く新しい発想の光源ユニットで、制御回路との組合せにより、256階調制御で約1677万色(※)の表現が可能となり、TVの表示色と同等の豊かな光色表現ができます。明るさは200ℓm(ルーメン)を実現し、照明としても利用できます。
また、RGBの3色構成だけでなく、数段積層することで色の表現の幅がさらに広がり、一般的なTVでも表現しきれない光色の追加も可能な機能を開発いたしました。
光源には新型高輝度パワーLEDを使用し、光源ユニットとしてだけでなく、スポット照明にも応用可能です。
用途に合わせて、積層せずに1色単体での使用も可能です。
今後は、この商品に関して具体的なアプリケーション開発を展開していきます。

(※)12月7日付の日経産業新聞の記事で「16万色」と掲載されましたが「約1677万色」の間違いです。