セラミックメタルハライドランプ「セラルクス 150W 2800K」を発売

岩崎電気株式会社(本社：東京都港区芝3-12-4　代表取締役社長：田﨑昭夫)は、高演色、高効率のセラミックメタルハライドランプ「セラルクス」の2800K(電球色)タイプ(150W、口金E26、透明形と拡散形の2点)を7月4日より発売いたします。

「セラルクス150W」はこれまで3種の色温度 3200K、3500K、4300K(K=ケルビン)を市場に投入してまいりましたが、この度さらに2800Kを投入し、その色温度バリエーションの充実を図り、低色温度の照明設計に対し、高効率化、省エネ化を推進します。

商業施設などの屋内空間施設において、ランプの光色(色温度)が空間の雰囲気を決定する大きな要素になります。「セラルクス150W 2800K」は、ろうそくのあかりや白熱電球のような色温度で、落ち着いた雰囲気、暖かな雰囲気、高級感のある空間の演出が可能です。

(逆に高い色温度、例えば4300Kでは太陽の下のような爽やかな印象になります)

今回の「セラルクス」シリーズの色温度の拡大により、空間の雰囲気を決める色温度の選択の幅が広がります。これまで低い色温度での空間演出には、主に高演色形高圧ナトリウムランプが使用されてきましたが、「セラルクス150W 2800K」によって、一層の省エネルギー化、高照度化への対応が可能になりました。

「セラルクス150W 2800K」は、取り扱いやすく、開放形器具で使用できる二重管構造のE26口金です。セラミック発光管の採用により、同ワットの高演色形高圧ナトリウムランプと比較し、約1.7倍のランプ光束を実現しました。設置器具台数の削減などの省エネ設計や高照度化へ貢献できます。

また、新開発の発光管により平均演色評価数Ra95の高演色で、低色温度のメタルハライドランプが弱いとされる赤の演色性を高め(R9=60)、商品を映し出します。

その他、ランプ外径30mmのコンパクト化と省資源に貢献するとともに、ランプ外管にUVカットコーティングを施し、商品の変退色を軽減するなど、安全面にも考慮しています。