納入事例

スポーツ施設照明 サッカー

Jヴィレッジ福島県双葉郡楢葉町

復興のシンボルとして再始動したJヴィレッジのピッチを照らす光

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  • LED
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  • 午後2時46分で時が止まり、静かに第二章の幕開けを待つオープニング前のメインスタジアム夜景。全4基設置されているナイター照明が均斉度の高い良好な照明環境を創出している。

施設概要

施主
東京電力(株)
設計・施工
前田建設工業(株)
電気工事
(株)関電工
竣工
2018年6月

お客様の声:(株)Jヴィレッジ 代表取締役 副社長/上田 栄治様

Jヴィレッジは、1997年に開設された日本初のサッカーナショナルトレーニングセンターです。開設以来、東日本大震災発生までの間、年間50万人、累計およそ680万人が来場し、W杯サッカー日本代表のトレーニングキャンプをはじめ、各種カテゴリーの大会・合宿等で多くのチームにご利用いただいてきました。2011年3月に発生した東日本大震災と、それに伴う福島第一原子力発電所の事故収束の対応拠点として政府及び東京電力株式会社に使用されることとなり、施設の営業は停止していましたが、これらの役割を終え、2018年7月28日、新たな魅力を備えた「新生Jヴィレッジ」として一部の運営を再開しました。全面再開は2019年4月を予定しています。Jヴィレッジの施設面積は東京ドーム10個分となる49haにも及び、観客席付スタジアムを含め天然芝ピッチ8面、人工芝ピッチ2面、全天候型サッカー練習場、雨天練習場、ホテル、フィットネスジム、アリーナ、プール、約730台収容の駐車場を備えた一大トレーニングセンターです。再始動にあたっては、従来施設のリニューアル工事に加えて新たに全天候サッカー練習場と新ホテル棟を建設し、既存宿泊施設と合わせて総客室数200室となり、約300人収容可能なコンベンションホールも備えた施設となりました。今回の一部再開により、天然芝ピッチ5面、人工芝1.5面、ホテルが利用可能となり、5,000人収容のメインスタジアムも当初の予定より復旧作業が順調に進んだことから、同時に再開することが出来ました。午後2時46分で止まっていたメインスタジアムの時計が、7月28日の同時刻、オープニングイベントに合わせて開催された子ども達のゲームのキックオフで再び時を刻み始め、Jヴィレッジが新たなスタートを切るとともに、復興のシンボルとしての役割を果たすべく、その第一歩を歩み始めました。

スタジアム及びNo.1、No.3の天然芝ピッチと400mのトラックを持つNo.6の人工芝ピッチのナイター照明については、いずれもLED照明へと更新し、高出力形LED投光器「レディオック フラッド デュエル」を採用しました。天然芝ピッチ、人工芝ピッチには「レディオック フラッド デュエル 1100Wタイプ」を使用して既設の4基制を維持し、12灯×4基のトータル48台とし、以前の設計照度が平均150ℓxだったのに対し、新設は平均380ℓxと照度アップを実現しました。照明制御盤もリニューアルして調光機能も付与し、点灯パターンを380,300,200,100ℓxと利用者や使用目的によって照度レベルを選定出来る仕様としました。スタジアム照明は「レディオック フラッド デュエル 1300Wタイプ」を光源とする18灯用の照明灯を4基設置し、既設同様の設定照度500ℓxを確保し同台数でLED照明に更新しました。スタジアム照明もピッチ照明と同じく調光機能を導入しています。スタジアム、天然芝ピッチ、人工芝ピッチともに、鮮やかに甦ったグリーンの芝をむらのない光で明るく照らし出し、明るく快適なナイター照明環境をつくることが出来ました。

福島県浜通りに位置するJヴィレッジは、東北地方にありながら温暖な気候で冬季も雪の影響を受けずに年間を通してサッカーを楽しめることを特長としています。今後は、2020年東京オリンピックの男女のサッカー日本代表が事前合宿地とすることが決まっているなど、最高のフットボールセンターとしての役割を本格化させるとともに、2019年ラグビーワールドカップのキャンプ地としての活用など、様々なスポーツ振興に貢献する施設となることを願っています。2019年春には近くにJR常磐線の新駅も設置される予定となっており、トップアスリートから地域の方まで、そして大人から子どもまで多くの方々にご利用いただける施設にしたいと考えています。

主な納入器具

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