納入事例

建築外構・景観演出 ライトアップ

有明アリーナ東京都江東区

東京の新たなスポーツ・文化発信拠点にふさわしい高品質な照明環境

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  • LED
  •  
  • 黒・グレーのモノトーンを基調とし、トラス梁下部のキャットウォーク下面や観客席上部の壁面に効果的に使用されている国産木材が温かみのある印象をつくり出しているメインアリーナ全景。

施設概要

施主
東京都
施工
競技照明

竹中・東光・朝日・高砂異業種特定建設共同企業体

ライトアップ

(株)進誠

設計(照明設計)
競技照明

(株)久米設計/(株)竹中工務店

ライトアップ

(株)森京介建築事務所

電気工事
東光・トーエネック・栗原 電気工事建設共同企業体

竣工

競技照明:2019年12月
ライトアップ:2020年6月

お客さまの声:東京都様

有明アリーナは、国際大会を含むスポーツ大会や各種イベントなどに利用できる15,000席(仮設席含)を備えたメインアリーナ(約4,100m²)と、各種スポーツ利用や、小規模な式典・イベントなどに利用できるサブアリーナ(約1,400m²:全面利用時)からなる、多目的アリーナ施設です。東京の新たなスポーツ・文化発信拠点として、豊洲・お台場に隣接する有明北地区に2019年12月竣工しました。フロア構成は、1階にメインアリーナ、サブアリーナ、選手用諸室、記者室などを配し、2~4階はコンコース及び観客席などの配置となっています。

メインアリーナ及びサブアリーナの照明計画については、設計段階から各競技団体等と協議を行い、実施設計時に照度やグレア(まぶしさ)について十分検討の上、設置位置を決定しました。特に光源を見上げた時のまぶしさを軽減するため、競技者の視線方向に高輝度照明がない機器配置としています。照明器具には、メインアリーナ、サブアリーナともに国際レベルのスポーツができる照度基準を求め、国際大会でのTV放送規格やスポーツ連盟の推奨基準を満たす平均演色評価数Ra90、色温度5600Kの高出力形LED投光器「レディオック フラッド デュエル」を選定しました。アリーナをむらなく照らしながらもグレアを抑え、質の高い照明環境を創出しています。また、メンテナンス性に配慮し、各照明設備には上下前後に移動できる取付架台と専用金具を設置しています。専用架台については事前にモックアップを作成し、作業の安全などの検証を十分に行いました。

有明アリーナは、スポーツのみならず、コンサートや文化イベントなど多様なエンターテインメントを提供する場でもあります。照明制御システムについては、メインアリーナでは、DMX制御にて細かい調光ができるため、今後開催されるイベントの主催者に対応する調光が可能となる見込みです。照明制御盤は中央監視システム(BACnet)と連携し、使用目的に合わせた柔軟な運用を可能にしています。サブアリーナ照明は、カメラセンサの設置により昼光量を検出し、外光からの明るさによる照度補正を行うことで減光制御を行い、省エネルギー化を図っています。ウォーターフロントの景観と調和し、凹面状に反った屋根形状が特徴的でダイナミックな印象を与えている施設外観を照らすライトアップについては、多彩な色の光を表現できるフルカラーLED投光器「レディオック フラッド フルカラー」を光源に選定しました。アウェアネスカラーをはじめ、四季を感じることのできるカラーや、さざ波状の凹凸を持つ白色の外壁面を美しく表現できるような電球色、白色カラーなど、さまざまなカラーバリエーションを設定しています。タブレットで操作できるIoT照明制御システム「Link-Core(リンクコア)」の採用により、オンオフを簡単にできるので、複数の職員によるローテーション勤務の場合など、専門の担当者でなくても各々がワンタッチで操作をすることができました。壁に取り付けの操作盤の場合は、外で点灯を確認する人と屋内でスイッチを押す人の最低2人が必要になりますが、タブレットは場所を取らず、点灯時間の直前に持ち運びをして、担当者1人でも現地で色や点灯の確認を即座にできることが便利でした。有明アリーナという建物屋根の稜線の反り、傾斜した壁から生み出された形状などの建物の特性がライトアップによって際立ち、より美しく陰影を表現できていると考えます。また、水辺に囲まれた立地特性を生かし、有明を意味する清々しい夜明けや明け方に存在する月の光のように、水辺に映える優しい光となっています。近隣住民にも配慮した光環境の整備により、有明を含め東京の魅力的な夜間景観の創出に磨きをかけていきたいと思っています。

主な納入器具

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