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2025/06/04

季節や時間の変化に合わせて調光できる「ソロスケジューラ」
季節によって印象が変わる「太陽の色と角度」

こんにちは。岩崎電気です。
もう6月ですね。6月と言えば梅雨。
九州南部はすでに梅雨入りしており、例年は6月初旬に前線が北上しますが、今年は来週以降になりそうですね。
今回は季節や時間の変化に合わせて照明を制御できる「ソロスケジューラ」をご紹介します。

照明の制御には、設置する場所や規模、用途によってさまざまな機器・システムがあります。
今回は、LED街路灯を季節・時間で調光／調色できるスタンドアローン制御機器「ソロスケジューラ」をご紹介します。

ソロスケジューラは、適合するLED街路灯に取付けるだけで調光／調色、スケジュール制御を可能にする制御機器。
大がかりな調光設備を必要とせず、手軽に照明制御が可能です。

プログラムにより季節や時間帯に応じて光源色(色温度)を変化させることができるため、四季を愉しむ公園や広場を彩ったり、賑わいを演出したり。
もちろん調光により人通りの多い時間の安全を確保し、深夜は節電しながら保安灯の役割を担うなど、多彩な照明制御を行えます。

東京都世田谷区の用賀駅から徒歩2分の場所にあるテルヤ電機(株) TEビルに設置したLED街路灯「ユニスフレア」は調色可能タイプで、「ソロスケジューラ」により、季節や時間に応じた光の制御が可能となっています。

四季のイメージに合わせて、春～夏～秋～冬と色温度を変化させるとともに、人通りの多い時間帯の「賑わいを生む光」から深夜帯の「保安灯としての光」まで時間ごとに明るさを変化させる調光を設定し、環境に寄り添う心地よい光環境を創出しています。

今年の夏至は6月21日です。
夏至とは、太陽の位置が1年のうちで最も高くなり、最も昼の時間が長くなる日。
夏至の正午ごろには、ほぼ真上から太陽の光が当たります。

夏の太陽の光は力強く、爽やかな印象を与えます。
太陽から届く光自体は四季を通じて同じですが、季節によって日射量が違います。

夏至の太陽光は東京では約78°の高度から降り注ぎます。(冬至は約31°)
光は斜めから照らされる場合と比べると、真上からのほうが光量が多くなります。
斜めから照らす場合は照らされる面積が広がり、単位面積当たりの光の量が少なくなります。

また、太陽高度が高いということは太陽光が通過する大気層の距離が短いため、遮る空気の量が少なく光が強く届きます。
そして、夏は1年の中でも大気中の水蒸気が多い季節。
水蒸気は太陽の光を散乱し、さまざまな色が混ざるため、空が白っぽく見えます。

夏の太陽光の強さと大気の状態が、他の季節とは違う光の印象をもたらします。

6月はホタルの季節でもありますが、川辺に灯る淡い光は、梅雨とは違い、あっという間に通り過ぎてしまいます。
ほのかな光を見逃さないように、近くの川を散策してみようと思います。

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