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2025/05/15
2027年末に蛍光ランプの製造・輸出入が禁止に
水銀は水銀ランプ以外にも使われている?
こんにちは。岩崎電気です。
ゴールデンウィークも明け、新年度の慌ただしさも落ち着いてきましたでしょうか。
お部屋やオフィスの環境を見直すにもいいタイミングですよね。
今回は、2027年末に製造・輸出入が禁止される蛍光ランプについてご紹介します。
そのほか最新情報も多数ありますのでご覧ください。
目次
2027年末に蛍光ランプの製造・輸出入が禁止に

「水俣条約」により水銀ランプが製造禁止になったのは、皆さん記憶に新しいと思います。
実は蛍光ランプにも微量の水銀が含まれており、段階的に製造が制限されてきましたが、とうとう全面的に製造禁止が確定しました。
お持ちの蛍光ランプの継続利用や、製造された製品在庫の国内での売買などは禁止されませんが、品不足による価格の上昇や、入手困難が予想されます。
早めに計画的なLED照明への切り替えをおすすめします。
長期間使用されている蛍光灯器具にも耐用年限があり、故障や事故のおそれもありますので、適切な点検、リニューアルをご検討ください。
照明器具がまだまだ新しい場合は、手軽にLED化ができる「直管LEDランプ レディオック LEDアイライン」をご紹介します。
安定器を外す工事(※)が必要になりますが、既存の蛍光灯器具にそのまま使えるLEDランプです。
※ランプ交換のための電気工事は、必ず有資格者が行ってください。
[光技術Tips]
水銀は水銀ランプ以外にも使われている?
「このランプは水銀を使用していますか?」というご質問をよくいただきます。
水銀ランプや蛍光ランプはもちろん、メタルハライドランプや高圧ナトリウムランプにも微量の水銀が使われています。
使い終わった後の廃棄方法も気になるところです。
使用済みランプを適切に廃棄することにより結果的に環境中の水銀量を減らすことに貢献します。
「水銀フリー」社会の実現は、身近な行動からも近づきますね。
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編集後記
今回水銀関係の話題をお届けしましたが、
実は日本人が大好きなマグロにも微量な水銀が含まれているのはご存じですか?
もちろんびっくりするような毒性はありませんが、
例えば、お寿司を食べるときにマグロしか食べない。などの
極端な食べ方は避けたほうがいいみたいです。
何でも適量が大切ですよね。
ご意見、ご感想をお待ちしております!
までお願いいたします。