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納入事例

建築外構・景観演出 ライトアップ

水都大阪 堂島川大江橋下流左岸(日本銀行北側護岸)ライトアップ大阪府大阪市北区

省エネに配慮したLEDを活用し水都大阪の夜間景観をより魅力的に照らし出す

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  • LED
  •  
  • 春夏通常時の演出(青色系)。大江橋よりのぞむ。

施設概要

施主
大阪府西大阪治水事務所
設計・施工・電気工事
岩崎電気(株)

竣工

2012年3月

「水都大阪(ライトアップと水辺の創出)事業」の一環として、中之島の中心にある堂島川大江橋下流左岸のライトアップが計画されました。大江橋下流は近代大阪を強く感じさせ、重要文化財の大江橋や日本銀行旧館等の近代建築物の西洋風造形が多く存在するエリアです。また、大江橋下流左岸は、日本銀行新館や中之島ガーデンブリッジなどの現代建築物が重なり合う地区です。光景観としても中之島ガーデンブリッジ、阪神高速道路橋脚照明など、現代を感じさせる光景となっています。視点場(橋上)によって近代を強く感じる場所と現代を強く感じる場所とが混在する、「今の大阪」を象徴するエリアです。
大江橋下流左岸の照明演出は、光と影を紡ぐ「水」をコンセプトとしています。近代建築物等の特徴の一つとして凹凸があり、重厚感、奥行きによる深みなどは、この凹凸によるところが多く「光」と「影」のコントラストが魅力的です。「光」と「影」のコントラストを全体の景観で創りだすことで近代を感じさせる演出としています。一方、幾何学や面といった現代建築等の特徴を、光でも表現し、面やラインなどの繋がりを感じさせる光で現代を象徴します。水の表情、流れの変化を夜間景観に浮かび上がらせることで「自然」を感じさせ、魅力的な景観を創りだすとともに、景観全体、近代と現代の架け橋となるよう、水への映り込みを活かした計画としました。

演出方法
上流側:大江橋周辺を「近代」エリアとして、景観全体での光と影のコントラストを持たせるため、光の緩和部とし護岸照明は設置していません。大江橋、日本銀行旧館の光をより魅力的に見せるため、あえて護岸部・水面部を暗くし、周囲景観を引き立たせています。無駄な光をなくすことで水の映り込みも認識しやすくなっています。
下流側:大江橋下流護岸の中間部から下流側の中之島ガーデンブリッジまでを「現代」を表現するため護岸部を面として照らしています。「水」の変化を景観に映し出すため、水面に光の映り込みのみを映し出し、水位、波、流れ等により変化する光で「川」を象徴的に演出します。護岸を照らすことで中之島ガーデンブリッジの演出との一体感を持たせています。
中間部:「近代」の光の緩和部(陰影部)から「現代」の間を繋ぐため、中間部に明暗によるグラデーションを付け、光が徐々に出現する景観を創ります。また、「水」を表現した青色系/暖色系の光のパターンを上流から下流にかけて動かし、時間の流れ、川(水)の流れを表現します。
明るさ、色を変化させられるLEDフルカラー照明を護岸にラインで設置し、景観で一番目立つ護岸を演出。通常時は春夏・秋冬の季節毎に一定のパターンで照らし出し、緩やかに動きをつけます。イベント時には通常と異なる、時間、季節、イベントに合わせた演出に変化させ、特別性を表現しています。大江橋側(暗)から光のグラデーションをつけ、中之島ガーデンブリッジに向けて明るくし、暗から明へと自然な景観を創っています。また、堂島川の水の流れを青色系の光色と緩やかな動きで表現します。地域の特色を明暗により表現し、毎正時・30分の季節を感じさせるカラーで光を変化させることで、地域とともに流れる時間を効果的に見せています。通常時は、中之島地域の落ち着いた雰囲気に合わせ、程良い明るさ、華美にならない程度の色、緩やかな動きにより演出しています。

主な納入器具

  • フルカラーLEDライン照明 160m

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