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岩崎電気株式会社
EYE LATEST NEWS VOL.363

2025/09/04

カンタン導入・カンタン制御「ワイ コネクティ」
「CSL」でより安全で快適、便利なあかりへ

こんにちは。岩崎電気です。
9月になりましたが、まだまだ盛夏のような暑さが続いています。
最近では、外出先からスマホでエアコンを操作したり、室内から車のエンジンをかけたりと、IoTによる無線制御が身近になりました。
こうした仕組みは熱中症対策にも役立っています。
今回は、簡単に導入でき遠隔から無線通信で照明制御を可能にする「ワイ コネクティ」をご紹介します。


目次


カンタン導入・カンタン制御
無線制御システム「ワイ コネクティ」

岩崎電気の無線式照明制御システム「ワイ コネクティ」は、屋外・屋内の広範囲にある照明を1台の親機で一元管理できます。

各種スポーツ施設や公園、駐車場照明など屋内・屋外問わず長距離・広範囲をカバー(およそ1.5km四方)、1台1台の照明器具を個別に調光・調色が可能で、さらに双方向通信により照明の状態を遠隔から確認でき管理の省力化も実現します。

カンタン導入で工期短縮、省施工

無線式ですので調光信号出力線を新たに敷設する必要がなく、小規模な取替え工事で完了。
屋外では地中配線が不要、屋内では天井裏の追加配線が不要です。

カンタン制御で設定・変更は自在

個別、グループ、パターンなど、用途に応じた最適な照明環境の設定が可能です。
操作はお手持ちのスマホ、タブレットが使用でき、システムが苦手な方でも安心です。

適合する照明器具は、大型スタジアムなどで使用可能な高出力形のLED投光器、街や公園の安全を見守るLED公園・街路用照明器具、また工場や倉庫を効率よく照らすLED高天井用照明器具まで、用途・目的に応じて多彩なラインアップからお選びいただけます。

7月にモデルチェンジを実施し耐塩仕様を標準化した高天井用照明器具「LEDioc HIGH-BAY θ(レディオック ハイベイ シータ)」シリーズに「CSL対応形」をラインアップ。

屋内・軒下で使用できるハイベイ シータと、屋外施設でも使用可能な無線制御システム「Wi-CONNECTY」・「ITACS CONNECTY」を連動することで、工場や倉庫、市場などの軒下環境で便利にご活用いただけます。

※CSL:Connected Smart Lighting


[光技術Tips]
「CSL」でより安全で快適、便利なあかりへ

CSLとは、Connected Smart Lightingの略で、照明のIoT(さまざまなモノがネットワークを通じてサーバやクラウドサービスに接続され、相互に情報交換をする仕組み)化をいかし、AI(人工知能)やビッグデータなどと連携し、分野を超えたさまざまなモノ、コトにつながって新たな価値の創造を目指す取組みです。

CSLの代表的なものに「スマートシティ」があります。
外灯を制御システムでつないで明るさをコントロールするだけでなく、センサ取付けによる環境モニタリングで災害を知らせたり、遠隔地から器具の故障箇所を見つけたり、周囲環境に応じた照明の個別制御で自然環境を保全したりと、高付加価値の照明を実現しています。

岩崎電気はカメラ付き照明器具と生成AI技術を組合せた「クラウド型自動監視システム」を新たに開発しました。
道路などのインフラ設備の画像を24時間取得し、「天候」「道路冠水」「道路積雪」「事故」「火災」「倒れている人」「公園でのボール遊び」「ごみ捨て場を荒らすカラス」などの検知が可能となります。

CSLはグローバルな課題や都市や地域の抱える課題の解決だけでなく、工場や駐車場などの小規模な施設でも活躍します。
照明器具のある場所に赴かず事務所で照明をON/OFFにしたり、セキュリティ上消灯ができない場所でもスケジュール調光で電力を絞ったり、車両などの動きセンサで検知して照明を自動コントロールしたりと、照明システムを導入することで、お困りごとの解決も図れます。


NEWS

イベント情報
TEST2025(第18回総合試験機器展)
ニュースリリース
工場・倉庫などさまざまな高天井施設向けに大幅な節電と、40%軽量化による施工性向上を実現
照明
LED高天井照明器具 - レディオック ハイベイ シータ CSL対応形
レディオック ハイベイ シータ シリーズ - 一般形/オイルミスト対応形 リニューアル
光・環境
海水対応水質浄化システム
新カタログ
防爆カタログ / 無停電電源装置「UPS」
納入事例
熊谷スポーツ文化公園陸上競技場 ほか

編集後記

秋の夜長には、虫の鳴き声が聞こえてきますね。
童謡「虫のこえ」に登場する虫たちを覚えていますか?
歌の中では登場順に、まつむし(チンチロリン)、すずむし(リーンリーン)、こおろぎ(キリキリキリ)、くつわむし(ガチャガチャ)、うまおい(スイッチョン)が歌われています。
実は、この「こおろぎ」は明治時代には「きりぎりす」と歌われていたそうです。
当時の「こおろぎ」は「きりぎりす」と呼ばれており、現在の「きりぎりす」はあまり目立たない存在で、特別な名前すらなかったといわれています。
♪きりきりきりきり きりぎりす♪
と歌ったほうが、確かに響きがよいですね。
ちなみに、現在の「きりぎりす」の鳴き声は「ギース」と表現されます。

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