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経営者メッセージ

証券コード:6924

代表取締役社長
伊藤義剛

ステークホルダーの皆様には、平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

2017年3月期第2四半期における弊社の業績は、売上高、営業利益、経常利益ともに前年同期実績を下回りました。
今年5月に公表しました業績予想数値と比較しますと、売上高はほぼ横ばいで推移しましたが、利益面では当初予想をそれぞれ改善した数値となっています。
連結業績予想につきましては、今後の市場動向など不透明な要素が多いため、期初に開示しました目標値を現時点では据え置いております。

照明事業では、LED照明事業の売上が前年同期並みで推移したものの、市場価格の下落の影響を受けたこともあり、売上の拡大には至りませんでした。
また、HIDを主力とする従来型照明事業は、国内ではHIDランプ関連はメンテナンス需要に対応し、前年同期並みに推移しましたが、HID器具が減少したことと、海外の実績が為替の影響を受けて減少しました。
これらの結果、売上高、営業利益ともに前年比マイナスとなりました。

光・環境事業につきましては、自動車向け環境試験装置などの受注が増加、またFPD(フラットパネルディスプレイ)関連の滴下装置などの受注により堅調に推移し、前年とほぼ変わらない売上高となりましたが、一部海外で大型の低利益案件の受注に対応したことにより営業利益は減少しました。

弊社グループは、2016年4月から2019年3月までの3年間を対象とする中期経営計画「Milestone to MIRAI」を策定し、全社重点事業戦略として、「付加価値を追求したLED照明事業の拡大」「光・環境事業における新規分野への展開」「海外重点地域への戦略的商品投入による事業の推進」の3項目を掲げて事業を展開しています。

照明事業では、新たな技術の確立による成長を目指し、2016年9月にミネベア(株)様との資本業務提携をいたしました。
両社の持つ技術を密接に相互連携してアライアンスを強化し、IoT通信技術でスマートシティ対応器具を開発するなど、次世代の照明事業を拡大していく考えです。
また、照明の制御技術につきまして、LEDフルカラー照明演出など付加価値を追求した新たな技術提案・ソリューションを展開しています。
弊社の得意分野であるスポーツ照明においても、東京オリンピック・パラリンピック開催へ向けて、これからは競技者のための照明はもちろん、観客のための演出照明という側面もより重視されていくとの考えのもと、LEDの持つ様々な可能性を駆使したスタジアム照明演出にも注力してまいります。
その他、鉄道照明の拡充やLED防爆照明工場の改修など、特定市場へのLED化提案に積極的に取り組み、屋外照明・高天井・特殊照明分野でのシェアの維持拡大を図ってまいります。

光・環境事業につきましては、環境試験関連分野で、小型・軽量・低価格の新型電子線(EB)ラボ機を開発し、販売を始めました。
樹脂・塗料・インク・コーティングなどのEBを活用する事業の研究拡大に貢献し、その用途を増やしていくものと期待しています。
紫外線(UV)の領域では、これまで特殊なUVランプを使用してきましたが、最近LEDの訴求が増えてきたことに対応し、高照度UV-LED照射機を開発しました。

海外事業の施策に関しましては、北米及びシンガポール、タイを中心とする東南アジアを重点地域とし、その国の規格に適合するHID、LED照明の拡充・調達に努めてまいります。
今後も海外自社生産、OEM商品調達を組み合わせながら、海外市場向けLED照明器具の拡大を図り、2020年3月期の海外売上比率25%以上を目指してまいります。

今後とも変わらぬご指導ご鞭撻を賜りますよう、謹んでお願い申し上げます。

2016年12月

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