納入事例

スポーツ施設照明 サッカー

三木総合防災公園 陸上競技場兵庫県三木市

防災拠点としての役割を併せ持つ競技場を、省エネに配慮したLEDの光で明るく快適に照らし出す

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  • LED
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  • 競技場全景をのぞむ。スタンド屋根上と照明鉄塔に設置されている投光器をLEDに更新し、スポーツシーンに最適な光環境を創出している。

  • 照明鉄塔の投光器も「レディオック フラッド デュエル」に更新し、照度は既設と同等以上としながら大幅な省エネを実現している。

  • スタンド屋根上に設置された「レディオック フラッド デュエル」がフィールドを均一に照らし、良好なナイター照明を提供している。

  • 高出力形LED投光器「レディオック フラッド デュエル」設置状況。

  • 三木総合防災公園「スポーツの森ゾーン」内に陸上競技場ほか屋外スポーツ施設が揃っている。

施設概要

施主
兵庫県
電気工事
西部・横山JV
設計照度
第一種公認陸上競技:1000ℓx、サッカー公式競技:500ℓxほか

竣工

2021年12月

三木総合防災公園は、三木市志染町に位置する全体計画面積202.5haの県立広域公園です。広々とした園内には、陸上競技場や第2陸上競技場、野球場、球技場、屋内テニス場、屋外テニスコート、グラウンド・ゴルフ場など充実した施設が揃っています。災害時には隣接する広域防災センターと一体となって全県の広域防災拠点として機能するとともに、平常時はスポーツ・レクリエーションの拠点として広く親しまれています。

2005年に建設された陸上競技場は、日本陸連公認第1種競技場で約20,000人の観客が収容でき、フィールドは400mトラック9レーン、天然芝となっています。各種陸上競技やサッカーJリーグの開催にも対応できるように設計されていて、2015年からは全日本高等学校女子サッカー選手大会の主会場としても使用されています。防災支援施設としては、メインスタンドの一部に約5,000m²の備蓄倉庫があり、非常食や救援用資材・機材を常備しているほか、フィールド部分は約30万人分の救援物資の調達・集配が可能となります。今回の夜間照明設備改修工事では、既設HID投光器からLED照明へと更新することで省エネ化を図りました。メインスタンドにある屋根先端のキャットウォーク(高さ約27m~31mの範囲)と屋根奥の中央部(高さ約21m~25mの範囲)、またバックスタンドに建柱されている鉄塔2基(高さ約39m~45mの範囲)に高出力形LED投光器「レディオック フラッド デュエル」を設置し、LEDへの更新とともにトータルの台数を減灯することで、さらなる省エネを実現しました。

設計照度は、陸上競技の練習(100ℓx)、一般競技(200ℓx)、公式練習(500ℓx)、第一種公認陸上競技(1000ℓx)、サッカーの練習(100ℓx)、一般競技(200ℓx)、公式競技(500ℓx)と用途に合わせて設定でき、各種競技に対応する照明設備となっています。

主な納入器具