納入事例

水浄化処理システム 下水道・農業集落排水

阿木クリーンセンター岐阜県中津川市

鮎が自生する自然豊かな放流先の水質を守る紫外線消毒装置

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  • 鮎が自生し、豊かな自然環境となっている放流先の阿木川。

  • ステンレス水槽と紫外線消毒装置が一体となり、省スペースが図れるアイ ドレインピュア設置状況。

  • 施設外観。土蔵をイメージした鉄筋コンクリート造りの瓦ぶきとなっている。

施設概要

施主
中津川市
施工・設備工事
共和化工(株)

竣工

2007年3月

岐阜県南東部に位置する中津川市の阿木地区に、「阿木クリーンセンター」が完成し、2007年8月より供用が開始されました。同センターは、中津川市が「豊かな自然ときれいな中津川」をつくるため、建設を進めてきた下水処理場です。処理場の下流にある阿木川ダム湖では鮎が自然繁殖していて、全国的に見ても貴重な存在であるこの鮎をこの先も守っていけるよう「若あゆの里」という愛称が付けられました。阿木地区で米、トマト、シクラメンなどの栽培を行っている農業振興地域の生活系排水を対象としており、処理水質については高度処理機能を備えた施設となっています。1日の計画処理量は約519m³で、放流先の阿木川の河川への影響などを特に考慮し、紫外線消毒装置 アイ ドレインピュアが導入されました。塩素などの薬品を使用しないため環境にやさしく、クリーンで安全な消毒装置であること、クリプトスポリジウム・ノロウイルスの不活化にも有効であること、また処理水槽が小さくて済み省スペースを図れることなどが評価され、採用いただきました。

主な納入器具