納入事例

スポーツ施設照明 体育館・トレーニング場

東京体育館東京都渋谷区

高効率のメタルハライドランプとLED照明に更新し照度アップと省エネを実現

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  • LED
  • HID
  • 高効率のメタルハライドランプとLED照明を組合せ、照度アップと省エネを両立させている。

  • メインアリーナ点灯状況。中央の照明ラインには縦ルーバを、その他の照明ラインは横ルーバを照明器具に設置し、グレアに配慮した快適な照明環境を創出している。

  • 1kWメタルハライドランプ用投光器設置状況(横ルーバ付)。

  • 外観昼景。

施設概要

施主
東京都 スポーツ振興局
設計
(株)槇総合計画事務所
施工・電気工事
きんでん・サンコー・マスミJV

竣工

2013年2月

東京都渋谷区千駄ヶ谷にある東京体育館は、大規模な競技大会に対応できる国内でも中枢的な存在で、メインアリーナは最大1万人の観客が入場できる施設です。卓球、レスリング、バレーボール、フィギュアスケートなどの世界大会をはじめ、数多くの国際大会や全国大会が開催され、トップアスリートたちの熱戦を間近で観ることができる施設となっています。その一方で、一般利用者がスポーツを気軽に楽しむ場として、併設されたプール、トレーニングジム、陸上競技場などを日常的に開放しています。

昨年度、老朽化した施設の一斉改修工事としてメインアリーナの照明改修工事が行われ、2013年4月にリニューアルオープンされました。主照明としては、既存照明より効率のよい1kWメタルハライドランプ用投光器に改修を行い、保安照明は既設の1.5kWハロゲンランプ用投光器から、LED 190W照明投光器に改修しました。さらに、観客照明として、新たにLED 35W投光器を設置。LED照明を使用することで省エネを推進すると同時に、停電時の瞬時点灯を可能にしています。1kWメタルハライドランプ用投光器は、設置場所に応じて縦ルーバ、横ルーバを使用し、プレーヤーのグレア対策についても配慮しています。また、メンテナンス性の向上として、照明器具が180度回転するように照明器具アーム部分の形状を変更して、定期点検・定期清掃などを容易に行えるようにしました。

照明改修後は維持平均照度1500ℓxを確保し、国際大会からレクリエーションまで、幅広い用途に対応できるよう照明制御が可能となっています。

主な納入器具

  • 投光器 アイ スポラート(アイ マルチメタルランプ1kW) - 348台

  • LED 190W照明器具 - 72台

  • LED 35W投光器 - 72台