納入事例

建築外構・景観演出 外構

SAFEGUARD TOWER R(SGタワーR)大阪府高石市

東日本大震災を教訓に開発された津波避難タワーを安全に照らす光

Myリストに追加
  • LED
  •  
  • 国土交通省の技術的助言(平成23年11月17日)に基づき、地震・津波に対し優れた性能を確保しているSGタワー全景。

  • 最上階には、災害時の停電にも電気を供給できる太陽光発電の照明柱が設置されている。

  • 階段付近を安全に照らす光は、省エネで長寿命のLED防犯灯。

  • 避難される高齢者の方を想定し、昇降設備は階段に加えスロープが設けられている。

施設概要

施主
日鐵住金建材(株)
施工
日鐵住金建材(株)

竣工

2013年1月

お客さまの声:日鐵住金建材(株)様

東日本大震災では、当社仙台製造所も津波の被害を受け、壊滅的な打撃を受けましたが、津波襲来時、所内の筑山に所員、所内協力会社員、及び周辺住民の計130名以上が避難し、幸い全員無事でした。一方、津波により、多くの建築物が被害を受けましたが、コラム-H構造(鉄骨造)の建物は損傷が少なく、その性能の高さが改めて確認、評価されました。コラム材(冷間成形角形鋼管柱)のトップメーカーとして有している鉄骨造に関する多くのノウハウを基盤に、津波の被災経験をいかして、非常用電源設備や災害用備蓄品の収納など、さまざまなアイデアを織り込んで、今後予想される巨大地震に対する防災対策となる商品として津波避難タワー(SGタワー)を開発しました。2012年5月に第一号を仙台製造所内に建設し、以後、全国の行政、住民、企業、学校など1,300名を超える方々が見学されています。また、静岡県袋井市様に採用して頂き、2012年12月に竣工しています。引き続き、三重県御浜町様にも採用され、現在工事中です。

さらに当社大阪製造所内にも、所員の避難施設としてSGタワーを建設し、2013年1月に完成しました。今後、仙台製造所と同様に周辺住民の避難施設として供すべく提案する予定です。東日本大震災以降、防災に対する意識、備えの志向も高まり、北海道から九州の太平洋沿岸を中心に、SGタワーの必要性が一層高まるものと予想されます。「安全・安心」、「エコ」、「優れた機能・デザイン性」を特徴とし、被災経験をいかしSGタワーに備えられた「太陽光発電照明柱/スミポールそらてらす」は、停電時、夜間の道しるべとなる極めて重要な設備です。

主な納入器具