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照明技術資料

光源・安定器

各種光源の概要

アイセルフバラスト水銀ランプ

(1)特長

安定器の役目をするバラストフィラメントを内蔵し、直接電源に接続するだけで点灯、白熱電球と水銀ランプのカクテル光が得られ、物が自然に近い色で見える安定器不要のHIDランプです。点灯と同時にバラストフィラメントが発光し、水銀ランプが安定するまでの明るさを補います。

(2)構造的特長


図2.112 ランプ構造

セルフバラスト水銀ランプのランプ構造を図2.112に示します。

2.1 外球

耐熱性の良い硬質ガラスを使用し、外球内に発光管の熱保護と酸化防止のため窒素ガスを封入しています。

2.2 発光管

石英ガラスを使用し、管内には水銀と始動を容易にするアルゴンガスが封入されています。

2.3 バラストフィラメント

発光管に流れる電流を制御するためタングステンフィラメントを使用。特殊支持構造で耐振性がアップ、点灯姿勢も任意です。

2.4 口金

E26、E39口金を採用しています。

(3)用途

駐車場/交通広場/商店街/工場構内等の屋外照明/白熱電球の代替照明

(4)商品構成

セルフバラスト水銀ランプの商品構成を表2.36に示します。

表2.36 商品構成

形式 100W 160W 250W 300W 500W 750W
BT(B)形 蛍光形 BHF   (●)
透明形 BH   (●)
G形 (ボール形) 蛍光形 BHGF        
BHGF-H      
透明形 BHG        
BHG-H      
R形 (反射形) 蛍光形 BHRF        
BHRF-H  

(5)演色性、相関色温度

セルフバラスト水銀ランプの演色性、相関色温度を表2.37に示します。

表2.37 演色性、相関色温度

種別 透明形 蛍光形
演色性 Ra28 Ra58
相関色温度 5200K 3900K

(6)分光エネルギー分布

セルフバラスト水銀ランプの分光エネルギー分布を図2.113に示します。


図2.113 分光エネルギー分布

(7)始動特性

セルフバラスト水銀ランプの始動特性を図2.114に示します。


図2.114 始動特性

(8)電圧変動特性

セルフバラスト水銀ランプの電圧変動特性を図2.115に示します。


図2.115 電圧変動特性

(9)調光特性

調光はできません。調光すると光色および演色性が大幅に変化し、立消え等による短寿命の原因ともなります。

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