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照明技術資料

照明の基礎知識

照明用語と単位

関連資料
  • 照明用語、JIS Z 8113、1998年
  • 汎色用の標準の光および標準光源、JIS Z 8720、1983年
  • Lighting Handbook, IES, 1982

CIE標準の光(CIE standard illuminants)

CIE(国際照明委員会)が相対分光分布によって規定した測色に用いる光(図1.5)をいいます。

A:
温度2856(K)の黒体が発する光。白熱電球を代表します。
C:
相関色温度6774(K)、平均的な昼光の可視波長域を代表します。
D65:
相関色温度6504(K)、昼光の可視・紫外波長域を代表します。補助標準光としてD50、D55、D75及びBが定められています。


図1.5 CIE合成昼光
(参考文献 汎色用の標準の光および標準光源、JIS Z 8720、1983年。)

演色(color rendering)

照明光が物体の色の見え方に及ぼす影響のことです。光源の特性と考えたときは、演色性といいます。演色評価数(color rendering index)は、試料光源で照明したある物体の色刺激値(心理物理色)が、その色順応状態を適切に考慮した上で、基準イルミナント(照明光)で照明した同じ物体の心理物理色と一致する度合いを示す値のことです。JISでは、色ずれのない(完全に合っている)状態を100としています。

特殊演色評価数(special color rendering index:Ri):試験色1〜15個々の値。
平均演色評価数(general color rendering index:Ra):試験色1〜8の平均値。

黒体(blackbody)

黒体放射を発する熱放射体のことです。熱放射体から発散する放射が、外部から入射する放射とすべての波長、方向および偏光成分について平衡状態にあるとき、その放射を黒体放射といいます。
黒体放射は温度だけに依存し、その大きさはプランクの放射則によって与えられます(図1.6)。


図1.6 黒体放射と色温度
(参考文献 Lighting Handbook, IES, 1982, pp4-15.)

色温度(color temperature)

色温度は、与えられた放射の色度と等しい色度を持つ黒体の温度のことをいいます。
相関色温度(correlated color temperature)は与えられた放射の色度が黒体放射軌跡上にない場合に、分布温度(distribution temperature)は相対分光分布が黒体放射に近似できる場合に用います。
単位:ケルビン(K)

逆相関色温度(reciprocal correlated color temperature)は相関色温度の逆数のことをいい、知覚に関して等間隔性が高いとされます。
単位:毎メガケルビン(MK-1)

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