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照明技術資料

照明経済と保守計画

照明経済

経済比較計算例

工場照明において、従来形セード(照明方式Ⅰ)、新形セード(照明方式Ⅱ)、新形増反射セード(照明方式Ⅲ)を比較した例を下の表1.10に示します。

表1.10 経済比較表(例)

共通条件 面積 20.0 m × 32.0 m = 640.00 (m²) 備考
*:屋内照明の場合
灯高 8.0 (m) 年間点灯時間 3,000(h)
室指数 * 1.53 清掃回数 1(回)
所要照度 500(ℓx) 電気料金単価 25(円)
反射率* 天井:30% 壁:30% 床:10%
照明方式 備考
形式 器具形式 SAW413 SAW415(中照形) SAW415Z(中照形)  
ランプ形式 HF400X M180FCELSH-
W/BUD
M360FCELSH-
W/BUD
 
安定器形式 H4CC2A(B)352 H2CC2A(B)352 H4CC2A(B)352  
照明設計 A1 ランプ光束(ℓm/灯) 22000 19800 41400  
A2 ランプ数/器具(灯) 1 1 1  
A3 安定器数/器具(台) 1 1 1  
A4 照明率 0.55 0.64 0.71  
A5 保守率 0.71 0.69 0.69  
A6 器具台数(台) 40 40 16  
A7 設計照度(ℓx) 532 546 507 A1 × A2 × A6 × A4 × A5 / 広さ
設備費 B1 ランプ費(円/灯) 6,750 17,800 19,600  
B2 安定器費(円) 20,200 14,100 20,200  
B3 器具費(円/台) 4,350 4,800 19,500  
B4 付属金具費(円/台) 3,900 3,900 3,900  
B5 配線取付単価(円/台) 50,000 34,000 50,000 *ランプW数より選択(Ⅲ)
B6 初期設備費(円) 3,408,000 2,984,000 1,811,200 (B1 × A2 + B2 × A3 + B3 + B4 + B5) × A6
B7 初期設備費(%) 100 88 53  
固定費 C1 償却係数 0.14 0.14 0.14  
C2 固定費(円) 439,320 318,080 209,664 (B6 - B1 × A2 × A6) × C1
C3 固定費(%) 100 72 48  
維持費 D1 ランプ寿命(h) 12,000 15,000 20,000  
D2 年間交換ランプ数(灯) 15 12 4 A2 × A6 × 年間点灯時間 / (D1 × 0.7)
D3 年間交換ランプ費(円) 101,250 213,600 78,400 B1 × D2
D4 ランプ交換人件費(円/灯) 1,100 1,100 1,100  
D5 年間ランプ交換人件費(円) 16,500 13,200 4,400 D4 × D2
D6 器具清掃費(円/台) 1,100 1,100 1,100  
D7 年間清掃費(円) 44,000 44,000 17,600 D6 × A6 × 清掃回数
D8 修繕補修費(円) 31,380 22,720 14,976 (B6 - B1 × A2 × A6) × 修繕補修費係数0.01
D9 年間維持費(円) 193,130 293,520 115,376 D3+D5+D7+D8
D10 年間維持費(%) 100 152 60  
電力費 E1 消費電力/器具(kW) 0.415 0.205 0.395  
E2 年間電力量(kWh) 49,800 24,600 18,960 E1 × A6 × 年間点灯時間
E3 年間電力費(円) 1,245,000 615,000 474,000 電気料金単価 × E2
E4 年間電力費(%) 100 49 38  
照明費 F1 年間照明費(円) 1,877,450 1,226,600 799,040 C2+D9+E3
F2 年間照明費(%) 100 65 43  
F3 年間照明費/ℓx(円) 3,529 2,245 1,576 F1/A7
F4 年間照明費/ℓx(%) 100 64 45  

(1)二酸化炭素排出量

電気の使用にともなう二酸化炭素排出量の計算には、1kWhあたりの排出量を示した排出係数を利用します。排出係数は、電気供給者による違いや、火力や原子力などの発電比率の違いにより様々な値が公表されています。

地球温暖化対策推進法で毎年公布されることになっている政令で定められる全電源平均の「デフォルト値」と呼ばれるもの、電気事業連合会から報告されるもの、各電力会社から発電比率により報告されるものなどがあり、目的に最も近い算定基準の値を採用することが必要です。照明器具工業会では、環境省の環境家計簿用排出係数の値(0.43kg-CO2/kWh)を採用しています。

経済比較計算例(表1.10)のⅠでは、年間電力量が49800kWhなので、
49800 × 0.43=21414kg ≒ 21.4t
の二酸化炭素排出量となります。

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