LEDの光のイメージを一新「LEDアイランプ」発売

2010年12月8日

岩崎電気株式会社(本社：東京都中央区、社長：渡邊 文矢)は、本年9月20日に帝人と共同で発表いたしました新素材「ラヒーマ®」を使用したLEDランプ「LEDアイランプ」を商品化、12月20日より発売いたします。

「LEDアイランプ」は、口金を除く外装全てを樹脂製とし、18Wクラス最軽量^※1を実現した、世界初^※2の屋内外兼用100/200V共用LEDランプです。

従来、LEDは指向性の高い特性から、直下の中心に明るさが集中することで光のむらが生じたり、中心以外を暗く感じたりと、光束値には表れない実際に人が感じる「明るさ感」とに差異がある場合もありました。
「LEDアイランプ」は、従来看板や作業灯として使用されるセルフバラスト水銀ランプ160Wの代替品として開発しましたが、岩崎電気の光の質にこだわった光制御技術で、セルフバラストを凌ぐ均斉の取れた光の広がりを実現。
2つの光色(電球色タイプと昼白色タイプ)の選択も可能になり、幅広い用途に活用いただける「明るさ」「低消費電力」「長寿命」「軽量」の全てを兼ね備えた、環境にやさしい高性能LEDランプです。
屋外看板や作業灯などにとどまらず、屋内・屋外のさまざまな場面でご使用いただけます。

「LEDアイランプ」の光をより多くの方に見ていただけるよう点灯比較画像を公開しています。

• LEDアイランプ 点灯比較画像

• ※1, 2：屋内外兼用18WクラスLEDランプにおいて(2010年12月1日現在) 当社調べ

「LEDアイランプ」の主な特長

(1) クラス最軽量^※1

質量340gは口金を除くオール樹脂製により実現。
「ラヒーマ®」を混合したポリカーボネート樹脂の高い放熱性能により、一般的に使用されるアルミ筐体に比べ大幅な軽量化を可能としました。

• ※1：屋内外兼用18WクラスLEDランプにおいて(2010年12月1日現在) 当社調べ

(2) 省エネルギー1/10^※3

従来のセルフバラスト水銀ランプの約1/10の消費電力18W。
大幅な省エネルギーとランニングコストの低減に貢献します。

• ※3：当社セルフバラスト水銀ランプ160Wと比較

(3) 明るさ

従来のセルフバラスト水銀ランプ160Wの全光束1400～1450ℓmに対し、LEDアイランプの全光束は電球色タイプ1350ℓm 昼白色タイプ1400ℓmをラインアップ。
明るく広い均斉の取れた美しい照射光です。

(4) 光色・演色性

従来のセルフバラスト水銀ランプの光色・演色性(3100K・Ra58)に対し、LEDアイランプは電球色タイプ(3000K相当・Ra70)と昼白色タイプ(5500K相当・Ra70)をラインアップ。
シーンに合わせて選択が可能です。

(5) 定格寿命40000時間のロングライフ

LEDが発する熱を「ラヒーマ®」使用の本体へ効率よく伝達することでLEDの定格寿命40000時間を達成。
ランプメンテナンスの負担も軽減します。

(6) 環境との共生(低誘虫・水銀フリー)

LEDは虫が好む光の波長が少ないため、虫を呼び寄せるなどの周囲環境の生態系への影響を低減します。
また、水銀を含んでいない、地球環境にもやさしい光源です。

年間販売目標

3万本／年

• ※「ラヒーマ®」：「ラヒーマ®」は帝人の登録商標です。

「LEDアイランプ」の主な仕様

参考資料

全光束値が高いセルフバラスト水銀ランプとの点灯比較：「LEDアイランプ」は光のエネルギーを有効に制御しているので、より明るくきれいな照射面が確認できます。

外形寸法図

本体	ポリカーボネート(高熱伝導樹脂使用)
前面カバー	アクリル(樹脂製反射板付)