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各地自治体,また地域の自治会にて,CO₂の削減や省エネ等の環境意識が高まっており,LED防犯灯の導入が進んでいる。当社としても,既に数種類のLED防犯灯をリリースはしているが,各社性能競争が激しく,10VAタイプにおいては,現仕様の光学系では配光性能が見劣りするため,配光改善を行い対抗力のある商品とする。
目標の配光性能(設置高さ4.5m,道幅5mの場合に,防犯灯の照度基準「クラスB」を満たす設置間隔:15m)を達成し,従来の自動点滅器の代わりに交換が不要な照度センサーを内蔵するなど,競争力のある商品とし,2011年9月より発売を開始した。
器具外観を図1に,器具外形寸法図を図2に,器具ラインナップを表1,商品仕様を表2に示す。外観形状は従来形と変更することなく,ポールの取付部の間にセンサー用の採光窓を配置した。

図1 器具外観

図2 器具外観図(E7025SA1)
| 形式 | 機能 | 価格 |
|---|---|---|
| E7025SA1 | 点滅機能付き | ¥19,800 |
| E7026SA1 | 点滅機能なし | ¥17,900 |
| 本体 | アルミダイカスト |
|---|---|
| グローブ | アクリル樹脂 |
| LED | 白色1Wクラス×5個 |
| 仕上色 | シルバーメタリック |
| 定格周波数 | 50/60Hz |
| 定格電圧 | 100V専用 |
| 保護等級 | IP23 |
簡易反射板からレンズによる配光制御に変更し,配光性能の見直しを行った。
図3は従来形(E7019SA1),図4は配光改善形(E7025SA1)のLEDモジュールである。
従来形では,簡易的な反射板により横方向に照射された光を下方に集光させていたが,広スパン配置に対応させることが難しかった為,新規に,レンズを用いた配光制御に仕様変更し,LEDからの光を有効活用することで目標を達成した。

図3 従来形(E7019SA1)LEDモジュール部

図4 配光改善形(E7025SA1)LEDモジュール部
公益社団法人日本防犯設備協会が推奨する照度基準「クラスB」を満たす設置間隔を,従来形の10mに対して配光改善形では15mまで向上させた。各器具の照度分布を図5と図6に示す。従来形よりも配光改善形の方が横方向に光が照射されており,道路領域内がより明るくなっていることが分かる。

図5 従来形(E7019SA1)照度分布

図6 配光改善形(E7025SA1)照度分布
また,照度計算結果を従来形との比較で表3に記す。従来形に比べて水平面・鉛直面ともに光学性能が改善されていることが分かる。
| 照度計算結果 | 基準_クラスB | 従来形 E7019SA1※ |
配光改善形 E7025SA1・E7026SA1※ |
|---|---|---|---|
| 水平面平均照度(ℓx) | 3以上 | 2.14 | 3.02 |
| 鉛直面最小照度(ℓx) | 0.5以上 | 0.19 | 0.51 |
LED照明は市場スピードが早く,開発目標の配光性能は満足したが,更なる配光性能の向上が求められている。トレンドを見極め,ニーズを先取りした企画の商品開発に取り組んでいきたい。
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