納入事例

スポーツ施設照明 レース場

名古屋競馬場愛知県弥富市

「レディオック フラッド デュエル」を効果的に配置し、視認性に優れたナイター照明環境を実現

Myリストに追加
  • LED
  •  
  • 周長1,180m、幅30mのダートコースを安全・快適に照らす光は重耐塩仕様の「レディオック フラッド デュエル 910Wタイプ」。

  • 照明柱に設置されている投光器は、高出力形LED投光器「レディオック フラッド デュエル 910Wタイプ」。

  • スタンド屋根上には「レディオック フラッド デュエル 910Wタイプ」を設置し、視認性を高めた良好な照明環境を創出。

  • スタンド屋上の「レディオック フラッド デュエル 910Wタイプ」設置状況。ルーバを取り付け、競走馬へのグレア低減に配慮している。

  • 『金シャチけいば』をキャッチフレーズとする名古屋競馬場のゴール付近を明るく照らす、すずらん照明設置状況。

  • ゴール前照明として「レディオック フラッド ブリッツ 60Wタイプ」を設置し、維持平均照度750ℓxを確保している。

  • スタンド裏に隣接するパドック。高さ約15mの照明柱に設置された「レディオック フラッド デュエル 800Wタイプ」で空間を効率よく照らし、均斉度・演色性の高い照明環境としている。

施設概要

施主
愛知県競馬組合
設計
(株)松田平田設計
施工
大和リースグループ(大和リース(株)・(株)熊谷組・日本管材(株))
照明設計・電気工事
(株)関電工 名古屋支店
設計照度
馬場:440ℓx
ホームストレッチ:500ℓx
ゴール前:750ℓx

竣工

2022年3月

愛知県弥富市にある名古屋競馬場は、1949年から名古屋市港区で土古(どんこ)競馬場として親しまれてきた名古屋競馬場が弥富トレーニングセンターへ移転し、新たな名古屋競馬場として2022年4月にオープンした地方競馬場です。既存施設を改修して活用するとともに、競馬場としての施設を新たに整備し、スタンド棟、ナイター照明、調教関係者住宅、広場などを新築しました。コースは1周1,180mのダートコースで、旧名古屋競馬場コースの1,100mから80m延長しています。ホームストレッチコースも194mから46m伸びて240mとなり、西日本の地方競馬場の中では最長の直線となりました。スタンド棟は地上3階建て、建築面積2,700m²、延床面積5,400m²の広さを持ち、574席の観覧席を備えています。コンパクトでスタイリッシュなデザインのスタンド棟の横には広場も設けられ、誰もが利用できる公園のような競馬場をコンセプトとしています。

新しい名古屋競馬場では初となるナイター競馬の開催を始め、夜間もエキサイティングなレースを楽しめる新たな魅力が加わりました。ナイター競馬開催時に競馬場を明るく安全に照らすナイター照明設備については、省エネ・省メンテナンス、瞬時点灯・再点灯が可能な利便性などの観点からLEDが選定され、馬場照明としてコンパクトかつ高効率・高演色Ra80・ハイパワー、重耐塩仕様のLED投光器「レディオック フラッド デュエル 910Wタイプ 高演色形」をご採用いただきました。走路照明方式で競走馬の背後から進行方向へ向かって光を照射する追跡照明とするとともに、審判委員席からゴールライン・各発走地点への視認を妨げない照明柱配置として馬場全体の視認性を高めつつ、グレアを抑えた良好な視環境を創出しています。

スタンド屋上にもレディオック フラッド デュエル 910Wタイプ 高演色形」を設置して直線部を照らし、ゴール前は高演色Ra80に調整したLED投光器「レディオック フラッド ブリッツ 60Wタイプ」でゴール時の写真判定の撮影を補助するなど、場所に応じて適切な光を配することで十分な照度を確保し、ナイター競馬を安全に、より快適に照らしています。

主な納入器具