納入事例

トンネル照明

国道106号 新川目トンネル岩手県盛岡市

復興支援道路として整備が進む区間のトンネルをLED照明で照らし、省エネに配慮した明るく安全な視環境を創出

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  • LED
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  • トンネル入口には「レディオック ロード」が設置されている。

  • 鋼製中央分離帯が設置されているトンネル内を「レディオック トンネル」で照らし、路面の照度確保だけではなく鉛直面照度も重視することで、走行時のトンネル線形を誘導し安全性を高めている。

  • 入口照明は片側配列となっていて、「レディオック トンネル(入口照明)」が設置され、省エネを推進しつつ明るく安全な照明環境を創出している。

  • 設計寿命90000時間で省メンテナンス、省電力に貢献する「レディオック トンネル」設置状況。

施設概要

施主
国土交通省 東北地方整備局 岩手河川国道事務所
設計
電設コンサルタンツ(株)
施工・電気工事
(株)京谷電気

竣工

2016年3月

新川目トンネルは、岩手県宮古市と県都盛岡市を結ぶ延長約100kmの復興支援道路「宮古盛岡横断道路」(延長約100km)に含まれる国道106号 都南川目道路区間(延長約6km)にある延長757mのトンネルです。「宮古盛岡横断道路」の整備により、東日本大震災で被災した沿岸部と内陸部を結ぶ横断軸が強化され、流動の信頼性や速達性が向上します。また、緊急輸送などがスムーズになり、迅速な復旧活動や被災地域の復興を支援する重要な路線として位置づけられています。

2016年3月に部分開通した都南川目道路の田の沢IC~川目IC間にある新川目トンネルは、設計速度80kmのため鋼製中央分離帯が設置されています。L側・R側からの対角方向からの照度が遮光されないよう留意し、路面の照度確保だけではなく壁面の照度、また輝度均斉度を重視。鉛直面照度にも配慮することでトンネル線形を誘導し、ドライバーがトンネル走行時に不安感を感じることなく通行できる安全・安心の照明環境を創出しました。基本照明、入口照明ともにLED照明とし、入口照明は片側配列とするなど、省エネも考慮した環境配慮形トンネルとなっています。